図柄とは、 パチンコで抽選結果・遊技状態・演出などを視覚的に表す数字、記号、絵、キャラクター等の表示を指す言葉です。
ただし「図柄」という言葉は一種類の表示だけを指すわけではなく、 抽選結果を示す特別図柄と、液晶等で演出を見せる演出図柄・装飾図柄などを区別する必要があります。
液晶で大きく動く「777」などの図柄と、抽選結果を表示する「特別図柄」は同じ表示ではありません。
一般的なデジパチでは、特別図柄の変動・停止に対応して、液晶上の演出図柄・装飾図柄が変動し、遊技者に結果や期待感を分かりやすく見せます。
図柄とは?
「図柄」は、パチンコの表示に関する広い言葉です。
液晶上で回転する「1・2・3・7」といった数字、 作品のキャラクターを組み合わせた表示、 専用アイコンや特殊なマークなども、演出上の図柄として使われます。
一方で遊技機内部の抽選結果を表示するため、 盤面の小型LEDや7セグメント等で変動・停止する「特別図柄」も存在します。
特別図柄(特図)とは?
特別図柄とは、 始動条件の成立を契機として変動し、 大当り・ハズレなど抽選結果に対応する停止表示を行う図柄です。
技術資料では、 7セグメントやLED等の表示部に特別図柄を表示し、 その停止態様によって抽選結果を報知する構成が説明されています。
「特図1」「特図2」という言葉もよく使われます。 これは機種に複数の特別図柄系統がある場合の区分で、 一般に始動口・抽選経路・大当り振り分けなどと関係します。
特別図柄はLEDの点灯パターンや記号など、液晶演出とは異なる表示方法を採る機種があります。
演出図柄・装飾図柄とは?
演出図柄・装飾図柄は、 特別図柄の変動に対応して液晶画面等で変動し、 抽選結果や途中経過を遊技者に分かりやすく、楽しく見せるための図柄です。
技術資料では、 特別図柄とは別に、遊技の興趣を高めるための「装飾図柄」を液晶等に表示する構成が説明されています。 数字だけでなく、人物・アニメキャラクター・作品固有のデザインを組み合わせることもあります。
1・2・3・7など数字を中心にした演出図柄。
数字と作品キャラクター等を組み合わせた図柄。
特定の当り・発展・モード等を表現するために使う専用表示。
特別図柄と演出図柄・装飾図柄の違い
| 比較 | 特別図柄 | 演出図柄・装飾図柄 |
|---|---|---|
| 主な役割 | 抽選結果を表示する。 | 結果や期待感を遊技者へ分かりやすく演出する。 |
| 表示場所の例 | 盤面の小型LED・7セグ等。 | 中央液晶・大型ディスプレー等。 |
| 見た目 | 数字・記号・点灯パターンなど比較的単純な表示。 | 数字・キャラクター・アニメーション等を使った多彩な表示。 |
| プレイヤーが普段注目するか | 通常は演出図柄ほど目立たない。 | リーチ・図柄揃いなど遊技演出の中心として注目される。 |
図柄変動はどう進む?
一般的なデジパチでは、 始動口への入賞を契機として特別図柄の変動が始まり、 それに対応して液晶上の演出図柄も変動します。
- 始動口への入賞など、変動開始の条件が成立する
- 抽選結果に対応して特別図柄の変動が開始される
- 液晶上では演出図柄・装飾図柄が変動する
- 予告・リーチなどの演出が展開される場合がある
- 特別図柄が抽選結果に対応した態様で停止する
- 演出図柄も結果に対応する形で停止し、大当り等を分かりやすく報知する
液晶上の演出図柄は、抽選結果や遊技状態を遊技者へ伝えるための演出表示です。
図柄とリーチの関係
一般的な3列の演出図柄では、 同じ図柄が2つ停止し、残る1列に同じ図柄が停止すれば図柄揃いとなる状態を「リーチ」と呼びます。
たとえば「7・7・?」のような形です。
ただし、リーチの表示方法は機種によって異なり、 すべてのパチンコ機が必ず「同じ数字2つ」でリーチを表すわけではありません。
図柄揃い=必ず大当り?
多くのデジパチでは、 液晶上で同じ演出図柄が揃うことが大当りを分かりやすく報知する代表的な演出です。
現在のメーカー公式スペックでも、 「図柄揃い」と、チャージ系・2R系など別経路の大当りを区別して表記する機種があります。
つまり、 「大当り=必ず一般的な3図柄揃いだけ」ではありません。
| 表現 | 基本的な意味 |
|---|---|
| 図柄揃い大当り | 液晶等の演出図柄が所定の揃い方をして大当りを報知するもの。 |
| 図柄揃い以外の大当り | チャージ、突発的な告知、専用図柄・専用経路など、一般的な3図柄揃いとは異なる見せ方をするもの。 |
三洋物産グループの2026年機種資料でも、 通常時の大当り内訳を「図柄揃い」と「2R大当り」に分けた例が確認できます。
7図柄・奇数図柄・偶数図柄に共通ルールはある?
業界全体で 「7図柄なら必ず最上位」「奇数なら必ず確変」「偶数なら必ず通常」 という共通ルールはありません。
7図柄を特別な大当りやRUSH突入に結び付ける機種は実際に多数あります。 たとえばKYORAKUの「ぱちんこ GANTZ:3 LAST BATTLE」では、 通常時の7図柄揃い大当りが上位の「超GANTZ BONUS」突入契機として公式に案内されています。
用語集では「7は必ず強い」「奇数は確変」と一般法則として断定しません。
確変図柄・通常図柄とは?
確変ループ機などでは、 大当り後の状態と対応する演出図柄を「確変図柄」「通常図柄」と呼ぶことがあります。
過去から奇数図柄を確変側、偶数図柄を通常側に割り当てる機種は多く存在しましたが、 現在の一種二種混合機・LT機・多段階RUSHなどでは、図柄の数字だけで移行先を判断できない機種も多くあります。
図柄昇格とは?
図柄昇格とは、 大当りを報知した演出図柄が再抽選演出などを経て、 より有利な大当りを示す図柄へ変化する演出を指して使われる言葉です。
たとえば偶数図柄で一度揃ったあと、再抽選で奇数図柄や7図柄へ変化するような演出です。
何の図柄へ変化すると何が確定・濃厚になるかは機種によって異なります。
特殊図柄とは?
「特殊図柄」は、通常の数字図柄とは異なる専用表示を指して使われることがあります。
ただし、 「特殊図柄」という言葉がすべてのメーカー・機種で同じ機能を意味するわけではありません。
機種によって、 特殊な大当り、RUSH突入、チャージ、小当り、発展契機など、 さまざまな役割の専用図柄が使われます。
「停止図柄」とは?
停止図柄とは、 変動を終えて最終的に停止表示された図柄を指す表現です。
「図柄」の完全な同義語ではありません。 図柄が変動している途中の表示に対して、最終的にどの表示で止まったかを区別するときに使います。
図柄について間違えやすいポイント
違います。特別図柄、演出図柄・装飾図柄、専用図柄など複数の文脈があります。
違います。液晶の演出図柄は抽選結果等を分かりやすく見せる表示です。
同じとは限りません。特図は小型LED・7セグ等で表示される構成が一般的です。
代表的な表示ですが、専用図柄や図柄揃い以外の大当り経路を持つ機種もあります。
共通ルールではありません。7図柄の恩恵は個別機種の公式情報で確認します。
違います。奇数・偶数の役割はスペック・機種ごとに異なります。
完全同義ではありません。停止した最終表示を指す表現です。
共通ではありません。チャージ・RUSH・小当り等、機種によって役割が異なります。
関連して覚えておきたい用語
まとめ
図柄とは、 パチンコで抽選結果・遊技状態・演出などを表示する数字、記号、絵、キャラクター等の表示を指す言葉です。
特に重要なのは、 抽選結果を表示する「特別図柄」と、液晶上で結果や期待感を演出する「演出図柄・装飾図柄」を区別すること です。
プレイヤーが普段「7図柄が揃った」「奇数図柄でリーチ」と呼ぶ場合は、 多くの場合、液晶上の演出図柄・装飾図柄について話しています。
ただし、 7図柄・奇数図柄・偶数図柄・特殊図柄の意味や恩恵は機種ごとに異なり、 すべてのパチンコ機へ共通する法則ではありません。
「図柄=広い表示概念。抽選結果を示す特別図柄と、遊技者へ結果を分かりやすく見せる演出図柄・装飾図柄がある」 と理解するのが最も正確です。
- 特許公開公報「ぱちんこ遊技機」 ― 特別図柄と、これに対応して液晶等へ表示される装飾図柄の役割・表示関係を確認。
- 特許公報「遊技機」 ― 特別図柄表示装置と演出図柄表示装置の役割、特図がLED・7セグ等で表示される構成を確認。
- 特許公報「遊技機」 ― 特別図柄が抽選結果を報知し、演出図柄が数字・キャラクター等を用いて演出を提供するという役割の違いを確認。
- 三洋物産グループ 2026年4月17日付 新機種プレスリリース ― 現行機種で「図柄揃い」と2R大当りを別経路として区分する公式スペック例。
- KYORAKU「ぱちんこ GANTZ:3 LAST BATTLE」公式ニュース ― 通常時の7図柄揃いに機種固有の恩恵を設定している具体例。7図柄の意味が機種仕様で決まることを確認。
- ニューギン「P真・花の慶次3 黄金一閃」公式機種情報 ― 「図柄揃い直後」など、メーカー公式で演出上の図柄揃いという表現が用いられる例を確認。
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