確変・連チャンシステムの基本用語

STとは?回数切り確変の仕組み・確変・時短・RUSHとの違いを解説

STとは「Special Time(スペシャルタイム)」の略で、パチンコでは規定回転数だけ高確率状態が続く「回数切り確変」を指す用語です。 ただし現在は、一種二種混合機などで「STタイプのRUSH」という表現も使われるため、本来のSTと「STのように規定回数内で大当りを目指すRUSH」を分けて理解することが重要です。 このページでは、確変・時短・RUSHとの違い、ST突入率・継続率・STスルーまで正確に整理します。

STとは、 規定された回転数だけ大当り確率が高い確変状態が続く仕組みです。

「Special Time(スペシャルタイム)」の略で、 回数切り確変とも呼ばれます。

最重要:
本来のSTは「回数制限のある確変」です。
単に「100回転のRUSH」「決められた回数だけ右打ちするモード」だからST、というわけではありません。 一種二種混合機などで使われる「STタイプRUSH」は、ゲーム性がSTに似ているという意味を含む場合があるため、スペック上の高確率状態かどうかを確認する必要があります。

STとは?

STは「Special Time(スペシャルタイム)」の略です。

メーカー公式の用語解説でも、 ST中は確変状態であり、 「大当り終了後○回転確変」のように回転数を限定した確変として説明されています。

たとえば「ST100回」であれば、 基本的には大当り後などに100回転の高確率状態へ入り、 100回転以内に次の大当りを目指すゲーム性になります。

初心者向けには、 「ST=終わる回転数が最初から決まっている確変」 と覚えると分かりやすいです。

STの仕組み

STは、確変状態に入った後、 あらかじめ定められた回数だけ高確率状態が続きます。

  1. 大当りなどを契機にSTへ突入する
  2. 規定回数の高確率状態が始まる
  3. ST回数内に大当りすれば、その大当り後の振り分けに応じて再びST等へ移行する
  4. 大当りを引かず規定回数を消化すると、高確率状態が終了する
「ST中に当たれば必ず同じSTへ戻る」とは限りません。
ST再突入率、大当り後の移行先、ラウンド振り分けなどは機種ごとに異なります。

STは確変の一種?

本来のSTは、確変の一種です。

「確変」は大当り確率が通常時より高くなる 確率変動状態を表す広い概念です。

STはその中でも、 確率変動状態が規定回転数で終了するタイプです。

用語 基本的な意味 回転数上限
確変 通常時より大当り確率が高い確率変動状態。 方式によって異なる。
ST 規定回数だけ続く確変状態。 あり。
「確変」という大きな分類の中に、「ST」という回数限定タイプがある と考えると整理しやすくなります。

STと「確変ループ」の違い

STと対比されることが多いのが、いわゆる「確変ループタイプ」です。

確変ループタイプでは、 確変大当り後の高確率状態が次回大当りまで続き、 その大当りで再び確変を引けば確変が継続する、といったゲーム性が一般的です。

比較 ST 確変ループタイプ
高確率状態 規定回転数まで。 一般に次回大当りまで続くタイプ。
終了契機 規定回数を大当りなしで消化するなど。 通常大当り等を引くことで終了するタイプが代表的。
特徴 「残り○回転」という回数制限がある。 確変中の回転数上限を設けないタイプが代表的。
実際の終了条件・移行先は機種ごとに異なります。 「STかループか」だけで全スペックを分類できるわけではありません。

STと時短は同じ?

同じではありません。

STは本来、 大当り確率そのものが高くなっている確変状態です。

一方、一般的な時短は低確率状態のまま、 普通電動役物の作動などによって始動口へ入賞しやすくし、 玉を減らしにくく回転を消化できる状態として使われます。

ST=電サポ、時短=電サポ、だから同じではありません。
「大当り確率の状態」と「電サポの有無・回数」は別に確認します。

ST終了後に時短へ移る機種もある

ST回数と電サポ回数が同じとは限りません。

たとえば、ST8回のあとに時短17回が続き、 合計25回の電サポとなるような機種があります。

また2026年の三洋物産の機種資料でも、 ST5回+時短115回という構成例が確認できます。

「ST回数」と「電サポ回数」はスペック表で別々に見る ことが重要です。

STとRUSHは同じ?

同じではありません。

RUSHは、 パチンコ機で連続大当りを狙う右打ちモードなどに付けられる ゲームモード・演出上の名称として幅広く使われる言葉です。

その中身が本来のSTである機種もあれば、 時短、小当り・V入賞を利用した一種二種混合タイプなど、 別の仕組みでSTに似たゲーム性を作る機種もあります。

用語 何を表すか
ST 本来は規定回数だけ続く高確率状態(回数切り確変)。
RUSH 連チャンを目指すモード・区間等を表す幅広い呼称。

「STタイプのRUSH」と本来のSTは同じ?

必ずしも同じではありません。

現在のメーカー公式機種情報では、 一種二種混合タイプの機種についても 「STタイプのRUSH」 と表現される例があります。

これは、 「規定回数内に大当りを引けばRUSHが続き、回数を消化すると終了する」 というゲーム性が従来のSTに似ていることから使われる表現です。

「STタイプ」と書かれているから、必ず高確率の確変STとは限りません。
一種二種混合機などでは、RUSHの成立方法・大当り確率・時短回数・V入賞等を個別に確認する必要があります。

したがって用語集では、 本来のST=回数切り確変と、 STタイプRUSH=規定回数型のゲーム性を持つRUSH を区別して説明するのが安全です。

ST突入率とは?

ST突入率とは、 初当りなどを契機としてSTへ入る割合を示す数値です。

「ST突入率100%」なら、対象となる大当り後にすべてSTへ入るタイプ、 「ST突入率70%」などであれば、振り分けによってSTへ入らない大当りもあるタイプとして読むのが基本です。

「初回ST突入率」「トータルST突入率」「右打ち中ST突入率」などは意味が異なる場合があります。
時短からの引き戻し等を加味した「トータル突入率」が使われる機種もあるため、注記まで確認します。

ST継続率とは?

ST継続率は、 一般にSTの規定回数内で大当りを引ける期待度を表す数値として使われます。

1回転あたりの高確率時大当り確率を p、 ST回数を n と単純化した場合、 規定回数内に1回以上当たる確率は次の式で求められます。

1 − (1 − p)n

たとえば高確率時1/10でST10回なら、 単純計算上、10回以内に1回以上当たる確率は約65.1%です。

メーカー表示の「継続率」が必ずこの単純計算だけとは限りません。
残保留、時短、Cタイム、RUSH Link、上位状態など別の継続要素を含めた「TOTAL継続率」「約○%+α」等が使われる場合があります。 注記を必ず確認します。

STスルー・駆け抜けとは?

ST回数内に一度も大当りを引けず、 STが終了することを 「STスルー」「駆け抜け」 などと呼ぶことがあります。

STは高確率状態であっても、 規定回数内の大当りを保証する仕組みではありません。

ST継続率80%でも、1回のSTが必ず80%のところまで進むという意味ではありません。
1回ごとのSTで「規定回数内に大当りできる確率」を表した数値です。

ST中は必ず右打ち・電サポ?

必ずしもそうではありません。

現代のST機では右打ち・電サポ中として消化する機種が多くありますが、 過去にはSTの一部または全部で電サポが付かない構成、 左打ちで消化する機種なども存在します。

STはあくまで 高確率状態が規定回数続くことを表す用語であり、 「右打ち」「電サポ」は別の要素です。

ST・確変・時短・電サポ・右打ちは、それぞれ別の項目としてスペックを見る と誤解しにくくなります。

STとV入賞の関係

STそのものの定義にV入賞は含まれません。

ただしV確変タイプや一種二種混合タイプなど、 V入賞がST・RUSH突入や大当り成立に関係する機種があります。

そのため、 「ST=V入賞が必要な仕組み」ではありません。

STとラッキートリガー(LT)の関係

STとラッキートリガーも同じ意味ではありません。

ラッキートリガー搭載機の中には、 LT発動後に通常より継続期待度の高いST・STタイプRUSHへ移行する機種があります。

一方でLTは上位状態・出玉性能に関係する仕組み・呼称であり、 STという確率変動方式そのものを意味する言葉ではありません。

STについて間違えやすいポイント

ST=RUSH?

同義ではありません。STは本来回数切り確変、RUSHはモード名・区間名として幅広く使われます。

ST=時短?

違います。本来のSTは高確率状態、一般的な時短は低確率状態での電サポ等を伴う状態です。

STタイプRUSH=必ず確変ST?

違います。一種二種混合タイプなどでSTに似た回数型RUSHを指す場合があります。

ST中なら必ず連チャン?

いいえ。規定回数内に大当りできなければSTは終了します。

ST中に当たれば必ずSTへ戻る?

機種によります。再突入率や大当り後の移行先を確認します。

ST回数=電サポ回数?

一致するとは限りません。ST終了後に時短が続く機種などがあります。

ST=右打ち?

STの定義に右打ちは含まれません。打ち方・電サポ構成は機種ごとに異なります。

ST=V入賞?

同義ではありません。V入賞がST突入に関係する機種があるだけです。

継続率=STだけの当選率?

機種資料によります。時短・残保留等を加味したTOTAL値の場合があるため注記を確認します。

ST=最近だけの仕組み?

いいえ。回数切り確変として長く使われてきたゲーム性です。

関連して覚えておきたい用語

まとめ

STとは、 Special Time(スペシャルタイム)の略で、規定回転数だけ高確率状態が続く回数切り確変 を指します。

本来のSTは確変の一種であり、 規定回数を大当りなしで消化すると高確率状態が終了する点が特徴です。

一方、現在は一種二種混合タイプなどでも「STタイプRUSH」という表現が使われるため、 「STタイプ」という言葉だけで確変STと判断せず、 低確率・高確率の有無、時短回数、RUSHの成立方法などを確認する必要があります。

「本来のST=回数切り確変。STタイプRUSHはゲーム性を表す場合があるので、スペックの中身まで確認する」 と理解するのが最も正確です。

一次情報・参考資料
この記事の作成・確認について

本記事は、STを単に「回数制限のあるRUSH」と説明せず、本来の回数切り確変としての意味を軸に、 SANKYO・SANYO・KYORAKUの公式用語解説・公式スペックを比較して作成しています。 また、現在の一種二種混合機等で使われる「STタイプRUSH」と本来の確変STを混同しないよう区別しています。 ST回数、突入率、継続率、電サポ、時短、残保留、再突入条件は機種ごとに異なるため、個別機種ではメーカー公式スペックと注記を確認してください。

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確変・時短・RUSH・一種二種混合機・V入賞・右打ち・ラッキートリガーなど、STと一緒に理解したい用語をまとめています。

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