CRアダプター
なぜ必要か
パチンコを家庭で動かすための“命綱”。ハンドルの打ち出しと信号取得に関わるため、到着時点検と正しい装着が必須です。
ハンドルを回しても玉が出ない/打ち出しモーターの音(ウィーン等)がしない時の定番原因はCRアダプターの緩み・抜けです。
商品到着時は、CRアダプターが奥までまっすぐ差さっているか必ず点検してください。
到着直後のチェック(設置前・30秒)
- コネクタの切り欠き方向を目視で合わせる
- 奥までまっすぐ差し込む(段差が揃うまで)
- そっと手前に引いて、抜け癖がないことを確認
- ケーブルに張力や引っ掛かりがないよう配線を整える
初回電源ON後の確認(10秒)
ハンドルを少し回して、打ち出しモーター音がするかを確認(音がしなければ再度CR差し込みを点検)。
注意書き
- 差し込みが浅いと接触不良になり、玉が出ない/モーター音がしない原因になります。
- 斜めに差すとアダプターが完全に刺さらず接触不良やピン損傷の原因になります。必ずまっすぐ差し込んでください。
- 差し込み口の形状は全メーカー共通です。向きを合わせて確実に装着してください。



よくある質問(CRアダプター)
- Q. 差し込んだのに動かない
- 切り欠き方向を再確認し、奥までまっすぐ差し込み。いったん抜いて段差が揃うまで再装着。
- Q. 一部のランプが消えない
- 接触不良の可能性。差し込み直しと配線の張力解消を行ってください。改善しなければお問い合わせください。
- Q. 輸送後に無音になった
- まずはCRアダプターの緩み・抜けを確認。抜け癖があれば軽く押し込み直し、ケーブルの張力をなくしてください。
音量調整(抵抗器+本体ボリューム)
なぜ必要か
家庭環境では“静音化”が最重要。抵抗器で全体音量を下げ、純正ボリュームで聞きやすさを整えるのが基本設計に沿った安全策です。
当店の音量調節は、本体スピーカーでの音量を抵抗器で全体的に小さくし、最終的な音量は本体ボリュームで希望の音量に合わせる方式です。耐久性が高く、自然な音量コントロールができ、長期運用でもトラブルが起きにくい構造です。
当店が「外付け無段階ボリューム」を使わない理由
一般的な外付けの無段階ボリューム(可変抵抗式)は消耗品です。使用状況によっては1〜3年ほどで故障することがあります。
一方、当店方式(抵抗器+本体ボリューム)は本体スピーカーでの調整のため、10年以上前の実機でも正常に動作するものが多く、「音が出なくなった」などのトラブルが起きにくいのが強みです。
- 無段階ボリュームをご希望の場合は、取付けを無料で行います。ただし、部品(無段階ボリューム本体)の故障等は保証対象外です。
- 完全な無音まではできませんが、家庭で遊ぶのに問題ない大きさまでは十分に小さくできます。
調整の流れ
- 抵抗器で全体の音量を下げる(家庭用の基準レベルに減衰)
- 本体ボリュームで希望の音量に合わせる(ホールと同じ感覚で回すだけ)




運用上のお願い:抵抗器には触らないようにしてください。
静音化オプションの比較
方式 | 仕組み | メリット | 留意点 | 当店の方針 |
---|---|---|---|---|
抵抗器+本体ボリューム(当店方式) | 固定抵抗で全体音量を減衰し、純正ボリュームで最終調整 | 音質を保ちやすい/耐久性が高い/設計に沿った安心運用 | 完全無音までは不可/調整幅は穏やか | 標準採用(抵抗器には触らないでください) |
外付け無段階ボリューム | 可変抵抗で連続可変 | 細かい音量設定が可能 | 消耗品で1〜3年で故障例あり/ノイズ・接触不良リスク | 未採用(ご希望時は無償取付、部品は保証対象外) |
純正スピーカーカット(ミュート) | スピーカーを物理的に切り離す/ヘッドホン前提 | 外部出力のみで静音化可能 | 本体スピーカー音は出ない/設置環境によっては不向き | 用途限定のため原則非推奨 |
安定板(キャスター付/無)
なぜ必要か
自立はするものの、設置・清掃・配線直しを安全・快適にする“台座”。移動頻度や床材で選び分けます。
家庭用で台を安定させるための専用ベースです。パチンコ台は通常は自立しますが、より安定性を高め、設置や移動を安全・簡単にするために安定板の併用をおすすめします。標準はキャスター付きです。
床面へのダメージ軽減効果も高く、賃貸・フローリング環境におすすめ。
キャスター付き安定板のメリット
- 30kg以上の重い台でもラクに移動:女性の方や重い物を動かすのが億劫な方に最適
- 掃除・配線の手直しがスムーズ:裏配線や床掃除が簡単
- 設置微調整がしやすい:壁から数cmの距離調整や水平出しが手早く行える
- 床面へのダメージ軽減:引きずらず転がすため、フローリングや畳の負担を抑制
サイズ
- キャスター付き:幅56cm × 奥行28cm
- キャスター無し:幅52cm × 奥行30cm
取付・設置
安定板は当店で取付済みの状態で発送します。到着後は設置場所に据えるだけでOK。
- 水平な床面に設置し、壁から数cm離して配線・清掃スペースを確保
- フローリング/畳には保護マットや傷防止シートの併用推奨
- キャスター付きは配線を避け、ゆっくり直進で移動。段差は必ず持ち上げ補助
- 設置後、左右のガタつきがないか最終確認
適合について:機種によっては安定板が取付できない場合があります。詳しくは各商品の商品ページをご確認ください。




フルオートスイッチ
一定の打ち出しを自動化するオプション。長時間のプレイでも手首の負担を軽減します。

- 開始/停止の操作手順に従って安全に使用
- 長時間連続使用時は発熱・異音の有無を確認
手首の負担を軽減しつつ、「大当たり中の消化効率を上げたい」「演出をじっくり見たいが常にハンドルを握るのは避けたい」方に最適です。
データカウンタ
なぜ必要か
回転数・大当たり・確変の可視化で“やめ時”や記録が明確に。置くだけ配線で導入しやすいのもメリットです。
ホールの“見える化”をご家庭でも。 画面を見るだけで、回している回数・大当たりの回数・確変の有無が分かります。続けるか、いったんやめるかの目安づくりに便利です。台の上に置いて、指定の配線を色合わせで差し込むだけで使えます。
クイックセット(1分)
- 台上部の水平な場所に置く
- 付属配線を色を合わせて差し込む
- 表示が点けば準備OK(回転/大当たり/確変表示を軽く確認)
- ケーブルに張力が掛からないよう背面で余長をまとめる
固定方法(任意)
- 置くだけ(最も手軽)
- 滑り止めマット+置き(滑り抑制)
- 両面テープ(弱粘着)(天板を傷めにくいタイプ推奨)
- L字スタンド/ホルダー(目線高さに上げたい場合)

トラブル早見表
症状 | 確認ポイント | 対処 |
---|---|---|
何も表示されない | 配線の色合わせ、コネクタの奥まで差し | 一度抜き差し→配線の張力をなくす |
回転数だけ増えない | 対象配線が抜け/緩み | 対象のコネクタを再差し込み |
数字が勝手にリセット | タイプ別の初期化仕様 | 取扱説明の初期化条件を確認 |
置くと滑る/傾く | 天板の素材・角度 | 滑り止めマットやL字ホルダーを併用 |