確変・RUSH終了の基本用語

転落抽選とは?転落式・確変・STとの違いと仕組みを解説

転落抽選とは、パチンコで確変などの有利な状態から通常状態へ戻る、 またはRUSHを終了させる契機を抽選する仕組みを指して使われる言葉です。 昔からある確変転落型では、高確率状態中に「低確率状態へ転落する抽選」を行います。 一方、現在のRUSH機では「転落確率」をRUSH終了契機として公表する機種もあり、 必ずしも昔ながらの確変転落型と同じ内部構造とは限りません。 このページでは、転落式・確変・STの違い、転落確率と大当り確率の見方まで整理します。

転落抽選とは、一般に確変などの有利な遊技状態を終了させるための抽選を指します。

古典的な確変転落型では、 高確率状態中に大当り抽選と並行して低確率状態への移行抽選を行い、 転落に当選すると大当りを経由せず通常状態へ戻ります。

最重要:
転落抽選に当選すること=大当りすること、ではありません。
古典的な確変転落型では「大当りを引く前に転落するか」がゲーム性の中心です。

転落抽選とは?

SANKYO公式は転落抽選を、 大当りを経由せずに確変状態から通常状態へ戻る抽選 と説明しています。

これが、転落抽選のもっとも基本的な意味です。

通常の確変ループ機では、 通常大当りなどを契機として確変が終了する設計があります。 一方、転落抽選を採用した確変機では、 大当りを引いていなくても内部的な転落抽選に当選すると高確率状態が終わります。

初心者向けには、 「確変中に、大当りとは別に行われる終了抽選」 と覚えると分かりやすいです。

確変転落型の基本的な流れ

  1. 大当りなどを契機に確変・高確率状態へ入る
  2. 確変中は通常時より高い大当り確率で抽選する
  3. 同時に、低確率状態へ戻る転落抽選も行う
  4. 転落前に大当りすれば連チャンにつながる
  5. 先に転落へ当選すると内部状態が通常・低確率へ戻る
転落型の基本は「大当りが先か、転落が先か」。
ここがSTや確変ループ機との大きな違いです。

転落式・転落タイプとは?

「転落式」「転落タイプ」「転落抽選タイプ」は、 転落抽選によって確変・RUSH等を終了させる機種を説明するために使われる一般的な呼び方です。

ただし、 これらを法令上の固定された正式機種区分として扱うのは適切ではありません。

実際の機種では、 確変転落型、V確転落型、RUSH終了を転落抽選で決めるタイプ、 普電の短開放当選を終了契機として「転落確率」と表記するタイプなど、 さまざまな設計があります。

転落抽選と確変の関係

確変とは「確率変動」の略で、 大当り確率が通常時より高くなっている状態を指します。

転落抽選型では、 この高確率状態が「次回大当りまで必ず続く」とは限りません。

大当りを引く前に転落抽選へ当選すれば、 内部的に低確率状態へ戻ります。

比較 確変ループ型の代表例 確変転落型
高確率状態 通常大当り等の終了契機まで継続 転落抽選に当選するまで継続
終了契機 通常大当り等 転落抽選への当選
大当りなしで通常へ戻る? ゲーム性による 転落抽選によって戻る

転落式とSTは何が違う?

STは、確変状態で抽選できる回数に上限がある 回数切り確変です。

一方の古典的な転落式では、 「○回転消化したら必ず確変終了」という固定回転数ではなく、 転落抽選へ当選するまで高確率状態が続く という考え方になります。

比較 転落式 ST
終了の基本 転落抽選へ当選すると終了 規定回転数を消化すると終了
何回転続く? 転落タイミングによるため一定ではない ST回数があらかじめ決められている
途中終了 転落を引けば起こる 通常は規定ST回数まで高確率状態が続く
連チャンの鍵 転落より先に大当りすること 規定回数内に大当りすること
転落式=STではありません。
「終了するまでの条件」が根本的に違います。

転落確率とは?

転落確率は、 転落抽選1回あたりで転落へ当選する確率 を示す数値として使われます。

例えば藤商事「CR FAIRY TAIL」では、 高確率時の大当り確率1/191に対し、 転落確率1/356というスペックが公表されています。

「P 地獄少女 きくりのお祭りLIVE」では、 高確率1/45.8、転落確率1/124.1、 電サポ120回+αという構成です。

転落確率1/356=356回転まで確変が保証される、という意味ではありません。
1回ごとの転落抽選確率を表すため、早い回転で転落することも、長く転落しないこともあります。

大当り確率と転落確率はどう見る?

古典的な確変転落型では、 高確率状態中に大当り抽選と転落抽選が関係します。

そのため、

高確率中の大当りを転落より先に引けるか

が連チャンのポイントになります。

ただし、 単純に「1/191と1/356だから○%」と数値だけで機種全体の継続率を決めることはできません。

実際の継続率には、 大当り振り分け、転落後の時短、保証回数、電サポの終了条件、 残保留などが関係する場合があります。

転落確率だけを見て継続性能を判断しない。
メーカーが公表するRUSH継続率・確変継続率と、その算出注記を合わせて確認します。

「電サポ100回+α」「120回+α」とは?

転落式機では、 一定回転数の電サポを保証したうえで、 その時点でまだ確変・RUSH継続条件を満たしていれば 電サポがさらに続く「○回+α」という設計があります。

藤商事「CR FAIRY TAIL」は確変時100回+α、 「P 地獄少女 きくりのお祭りLIVE」は120回+αと公表されています。

この「+α」は、 単純にST回数が延長されるという意味ではなく、 保証回数消化後も転落していないなど、機種固有の継続条件を満たす間続く というゲーム性で使われます。

保証回数がある転落式では、「転落抽選」と「電サポ終了条件」は別々に確認する のが重要です。

現行RUSHの「転落」は昔の確変転落型と同じ?

必ずしも同じではありません。

現在の機種では、 RUSH中の終了契機についてメーカー公式スペックが 「転落確率」と表記する例があります。

例えばSANKYO「eフィーバーブルーロック」は、 RUSH中の図柄揃い確率約1/33.2に対し、 普電ショート開放の転落確率約1/108、 RUSH継続率約77%としています。

同じく「eフィーバーもののがたり」は LTを転落タイプとし、 図柄揃い確率約1/41.1、転落確率約1/111、 トータル継続率約73%と案内しています。

現行機の「転落確率」を見て、必ず「確変高確率→通常低確率」の古典的転落抽選だと決めつけない。
普図・時短・一種二種混合機などを使ったRUSH終了抽選を「転落」と案内する機種があります。

公式機種例で見る転落タイプ

公式機種例 大当り・図柄揃い側 転落側 特徴
CR FAIRY TAIL 高確率1/191 転落確率1/356 確変時100回+αの確変転落型。
P 地獄少女 きくりのお祭りLIVE 高確率1/45.8 転落確率1/124.1 電サポ120回+α。公式継続率は転落確率と電サポ条件から算出。
eフィーバーブルーロック RUSH中図柄揃い約1/33.2 約1/108 普電ショート開放当選でRUSH終了。現行RUSH型の例。
eフィーバーもののがたり LT中図柄揃い約1/41.1 約1/111 メーカー公式がLTを「転落タイプ」と表現する現行例。

転落したかどうかは見た目で分かる?

機種によります。

古典的な転落抽選型では、 内部的に確変から通常へ転落していても、 液晶演出や電サポがすぐに明確な通常状態へ切り替わらず、 プレイヤーから転落タイミングを直接判断しにくい機種があります。

一方、現行のRUSH転落型では、 転落契機に当選するとバトル敗北や専用演出を経て RUSH終了が明確に告知される機種もあります。

「転落したかどうかの見せ方」は演出仕様であり、転落抽選そのものとは別です。

転落した後も大当りすることはある?

あります。

古典的な確変転落型では、 転落後は大当り確率が低確率へ戻るだけで、 大当り抽選そのものがなくなるわけではありません。

また機種によっては、 転落後も一定回数の電サポ・時短が残り、 その区間で通常確率の大当りを引き戻す可能性があります。

転落=即遊技終了、とは限りません。
転落後の時短・電サポ・残保留などは機種ごとに確認します。

転落式は継続率が読みにくい?

STのように「○回転以内に1/○○を引く」という単純な回数切りだけではないため、 転落式は継続率の構造が分かりにくいことがあります。

特に、

大当り確率

転落前に次の大当りを引けるかに関係します。

転落確率

有利状態・RUSHを終了させる抽選に関係します。

保証回数

100回+αなど、一定区間の電サポが保証される機種があります。

時短・残保留

転落後の引き戻しまで継続率に含める機種もあります。

したがって、 「転落確率が軽い/重い」だけで機種の強さを比較しない ことが重要です。

転落抽選で間違えやすいポイント

転落抽選=大当り抽選?

違います。古典的な転落型では確変から通常へ戻すための別の抽選です。

転落式=ST?

違います。STは規定回転数、転落式は転落契機が終了条件の中心です。

1/356なら356回転保証?

違います。1回ごとの転落抽選確率であり、保証回転数ではありません。

転落=即電サポ終了?

機種によります。転落後も時短・電サポが残る設計があります。

転落確率だけで継続率が分かる?

不十分です。大当り確率・保証回数・時短・残保留なども確認します。

現行の転落型=全部確変転落?

違います。普図等を使ったRUSH終了契機を転落と表記する機種もあります。

転落したら大当りしない?

違います。低確率へ戻った後も通常の大当り抽選は続きます。

転落した瞬間は必ず分かる?

機種によります。内部転落を直接見抜きにくい演出設計もあります。

関連して覚えておきたい用語

まとめ

転落抽選とは、 パチンコで確変などの有利状態を終了させる契機を抽選する仕組みを指して使われる言葉です。

古典的な確変転落型では、 高確率状態中に大当り抽選と転落抽選が行われ、 転落が先なら大当りを経由せず低確率状態へ戻ります。

STとの違いは、 STが「規定回転数」で終了するのに対し、 転落式は「転落抽選への当選」が終了条件の中心になることです。

一方、現在のRUSH機では、 普電ショート開放などのRUSH終了契機を 「転落確率」として公表する例もあります。

一言で整理すると:
転落抽選=有利状態を終わらせる抽選。
確変転落型=大当りより先に通常へ落ちるかを抽選。
ST=規定回転数で終了する方式。
現行RUSHの転落=必ずしも昔ながらの確変転落と同じ内部構造ではない。
一次情報・参考資料
この記事の作成・確認について

本記事は、有限会社グローバルスタンダードが、 SANKYOの公式用語解説、藤商事の転落抽選採用機種、 SANKYOの現行RUSH転落タイプの公式スペック、 国立国会図書館に収録された遊技機技術分類を横断して作成しています。 昔ながらの「確変状態から低確率状態へ転落する方式」と、 現在のRUSHで「転落確率」と案内される終了抽選を同一視せず、 それぞれのゲーム性を分けて説明しています。 個別機種では転落確率・大当り確率・保証回数・電サポ・時短・残保留等の条件が異なるため、 メーカー公式スペックを優先してください。

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確変・ST・RUSH・継続率・時短・電サポ・突入率・保留など、転落抽選と一緒に理解したい用語をまとめています。

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