突確とは、 大入賞口が極短時間しか開かず実質的な出玉をほとんど得られない確変大当りを経て、その終了後に高確率状態へ移行する仕組み・大当りの通称です。
大当り遊技が目立たないため、遊技者からは「突然、確変へ入った」ように見えることから「突然確変」と呼ばれます。
突確=単なる「確変モードへの演出移行」ではありません。
その裏では大当りが成立し、短時間の大入賞口開放を伴う大当り遊技を経た後に確変へ移行する、という仕組みが基本です。
突確とは?
突確は「突然確変」の略称です。
技術資料では、 通常の大当りよりラウンド数が少なく、 大入賞口の開放時間を極端に短くすることで実質的な賞球をほとんど得られない大当りを行い、 その終了後に確変状態へ移行する構成が「突然確変大当り」「突確大当り」と説明されています。
代表的な構成では、 大入賞口が0.1秒程度の短時間だけ2回開くなど、 遊技者がまとまった出玉を得にくい開放パターンが使われます。
なぜ「突然」確変に入ったように見える?
通常の大当りでは、 図柄揃い、長い大入賞口開放、ラウンド演出、まとまった出玉などによって、 「大当りした」ことを遊技者が認識しやすくなっています。
突確では、 大入賞口の開放時間が非常に短いため、 大当り遊技をほとんど意識しないまま確変演出へ移ることがあります。
- 特別図柄抽選で突確に対応する確変大当りへ当選する
- 大入賞口がごく短時間だけ所定回数開放する
- 実質的な出玉はほとんど得られない
- 大当り遊技終了後に高確率状態へ移行する
- 液晶では専用モードなどへ入り、「突然確変になった」ように見える
突確と2R確変は同じ?
非常に近い関係ですが、 厳密には完全同義と決めつけない方が正確です。
突確の代表例が「2R確変」であり、 多くの機種情報で「突確=2R確変」と扱われてきました。
しかし技術資料には、 2R確変でも実質的に賞球を得られる開放パターンを設けることが可能 と明記した例があります。
| 用語 | 中心となる意味 |
|---|---|
| 2R確変 | 2ラウンドの大当り遊技を行い、その後に確変へ移行する大当り種別。 |
| 突確 | 短時間の大当り遊技で出玉をほとんど得られず、突然確変へ入ったように見せる確変大当り。 |
突確と潜伏確変の違い
突確と潜伏確変は、 どちらも高確率状態へ移るため混同されやすい用語です。
しかし一般的な使われ方では、 突確は確変移行後に電サポを伴う形、 潜伏確変は高確率なのに電サポを伴わず通常時に近い状態 を指すことが多くあります。
技術資料でも、 2R大当り後に「特図高確率・普図高確率」へ入るものを突然確変、 「特図高確率・普図低確率」で電サポへ入らないものを隠れ確変・潜伏確変として区別する例があります。
| 比較 | 突確 | 潜伏確変 |
|---|---|---|
| 確率状態 | 高確率 | 高確率 |
| 電サポ | 伴う形で使われることが多い | 伴わない形が典型 |
| 見た目 | 確変専用モード等へ移ることが多い | 通常時に近く判別しにくい場合がある |
突確と小当りの違い
突確と小当りは、 大入賞口が短時間だけ開く見た目を似せた機種が多数ありました。
しかし内部的な意味は大きく違います。
| 比較 | 突確 | 小当り |
|---|---|---|
| 大当りか | 大当り | 大当りとは別の当り |
| 終了後の確率状態 | 確変へ移行する | 原則として当選前の確率状態を引き継ぐ構成がある |
| 大入賞口 | 極短時間の開放を行う構成が代表的 | 突確と似た短時間開放を行う構成がある |
技術資料では、 小当り終了後は小当り当選時の遊技状態を継続する構成が説明されています。 通常状態で小当りを引いたなら通常状態のまま、 確変中なら確変状態を維持する、という考え方です。
突確と「突時」の違い
「突時」は「突然時短」の略称です。
突確と同じように、 実質的な出玉をほとんど伴わない短い大当り遊技を経たあと、 確変ではなく時短へ移行する大当りを指して使われます。
| 用語 | 大当り後 |
|---|---|
| 突確 | 高確率の確変状態へ移行。 |
| 突時 | 低確率のまま時短状態へ移行。 |
突確とモード移行・セグの関係
突確・潜伏確変・小当り・突時を搭載した機種では、 液晶上の「○○モード」「○○ゾーン」への移行演出を共通化し、 内部状態を分かりにくく見せるゲーム性が使われることがありました。
技術資料でも、 2R確変(突確)、2R通常(突通)、小当りを ステージ・モード移行の契機として用いる例が説明されています。
このため当時は、 盤面の2Rランプやセグ・ランプパターンなどを確認し、 内部的にどの当りを引いたかを判別する攻略情報が広く使われました。
突確後は次回大当りまで確変?
これも機種によります。
確変ループタイプでは、 突確後の高確率状態が次回大当りまで続く機種が代表的でした。
一方、 ST・回数切り確変など、 所定回数で高確率状態が終了する仕組みと突然確変を組み合わせる技術例も存在します。
突確後の確変終了条件は個別スペックを確認します。
突確が広まったのはいつ頃?
突確は、2000年代のCR機時代に広く知られるようになった用語です。
パチンコ専門誌系の資料では、 2004年1月登場の平和「CR木枯らし紋次郎EJ」が パチンコ史上初の突然確変搭載機として紹介されています。
同資料では、 同年12月の「CR新世紀エヴァンゲリオンSF」に搭載された「暴走モード」をきっかけに、 突確という仕組みが広く普及したとされています。
現在のパチンコで「突確」という言葉はどう扱う?
「突確」は現在でもパチンコの歴史・過去機種・技術資料を読むうえで有効な用語です。
一方、現在の機種情報では、 大当り振り分けや状態移行を 「2R確変」「RUSH突入」「チャージ」「○○BONUS」など、 機種固有の名称や具体的なラウンド・状態名で表すことも多く、 すべてを「突確」と呼ぶわけではありません。
「出玉なし確変」と突確は同じ?
突確を「出玉なし確変」と説明することは多くあります。
ただし厳密には、 大入賞口が短時間開放するため、 物理的に入賞が絶対不可能という意味ではなく、 実質的にまとまった出玉を期待できない という意味で使われます。
技術資料でも「実質的に賞球が得られない」「出玉は殆ど期待できない」といった表現が確認できます。
突確について間違えやすいポイント
違います。基本は確変へ移行する大当り種別・仕組みの通称です。
断定できません。出玉を得られる2R確変の技術例もあります。
同じではありません。電サポ有無などで区別される使い方があります。
違います。突確は大当り、小当りは大当りとは別の当りです。
違います。突確後は高確率、突時後は通常確率+時短が基本です。
「実質出玉なし」と表現する方が正確です。短時間でも大入賞口は開放します。
機種によります。ST型など確変に回数上限がある構成も存在します。
違います。現在のチャージ・小当り・RUSH契機などは個別の仕組みで確認します。
関連して覚えておきたい用語
まとめ
突確とは「突然確変」の略で、 実質的な出玉をほとんど伴わない短時間の大当り遊技を経たあと、高確率状態へ移行する確変大当り を指す通称です。
典型例として2R確変が知られていますが、 「2R確変=すべて突確」ではありません。 突確の本質はラウンド数ではなく、 大当り遊技が極めて短く、まとまった出玉を得ないまま確変へ移行することです。
また、 潜伏確変、小当り、突時は見た目が似ていても内部的な意味が異なります。
「突確=大当りを経由しているが、その大当り遊技が目立たないため、突然確変へ入ったように見える仕組み」 と理解するのが最も正確です。
- 特許公開公報「遊技機」 ― 「突然確変大当り」「突確大当り」の定義、短時間2回開放で実質的な賞球が得られない構成、出玉あり2R確変との区別を確認。
- 特許公報「遊技機」 ― 出玉をほとんど期待できない短当り後に高確率・時短状態へ移行する「突確」と、突然時短「突時」の違いを確認。
- 特許公報「遊技台」 ― 2R大当り後に電サポ付き高確率へ移る「突然確変」と、電サポなし高確率へ移る「隠れ確変/潜伏確変」の技術的な区別例。
- 特許公報「遊技機」 ― 小当り終了後は当選前の遊技状態を引き継ぐ構成と、確変大当り・潜伏確変大当りとの違いを確認。
- 特許公開公報「遊技機」 ― 2R確変(通称:突確)・2R通常(通称:突通)・小当りをモード移行契機として用いる技術例を確認。
- パチマガスロマガFREE「初めて『突然確変』を搭載したマシンは?」 ― 突確の歴史的背景、2004年の「CR木枯らし紋次郎EJ」および「CR新世紀エヴァンゲリオンSF」の暴走モードによる普及経緯を確認。
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確変・時短・大当り・小当り・ST・セグ・電チュー・RUSHなど、突確と一緒に理解したい用語をまとめています。
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