振り分けとは、大当りしたあとに「10Rになる」「4Rになる」「RUSHへ入る」「通常へ戻る」など、複数の結果が決められた割合で分かれていることです。たとえば「10R 50%・4R 50%」なら、大当り時の結果がその2種類に50%ずつ振り分けられます。
「大当り確率」と「振り分け」は別です。
大当り確率は「大当りを引く確率」、振り分けは大当りしたあとに、どの種類の大当り・移行先になるかを表します。
パチンコの「振り分け」とは?
パチンコでいう「振り分け」は、大当りなどが成立したとき、その後の結果が複数の種類に一定の割合で分かれていることを指す一般的な用語です。
振り分け=大当り後のラウンド数・出玉・確変・RUSH移行など、複数の結果が割合で分かれること。
メーカー公式のスペック表でも、「振分け」「大当り振り分け」などの表記が広く使われています。
10R・4R・2Rなど、大当りラウンド数が分かれる。
1,500個・300個など、獲得できる出玉が分かれる。
大当り後に確変へ移行するか、通常状態になるかが分かれる。
大当り後にRUSHへ入るか、別の状態へ進むかが分かれる。
「50%・25%」という振り分けはどう読む?
たとえば大当り振り分けが、
4R+通常:50%
と書かれている場合、大当りしたあとに10R+RUSHへ進む結果が50%、4R+通常へ進む結果が50%という意味です。
100回大当りすれば必ず50回ずつになる、という意味ではありません。1回ごとに抽選されるため、短期間では偏ることがあります。
50%だから「2回に1回、必ず交互に来る」という意味ではありません。
特図1・特図2で振り分けが違うのはなぜ?
パチンコでは、同じ機種でも特図1と特図2で大当り時の振り分けが異なることがあります。
SANKYO公式も、通常時と電サポ中で大当り時のラウンド振り分けなどが異なるのは、抽選している特図が違うためと説明しています。
| 比較 | 特図1 | 特図2 |
|---|---|---|
| 一般的な場面 | 通常時・ヘソ入賞 | 右打ち・電サポ中など |
| 振り分け | 初当り後のRUSH突入などを左右することが多い | RUSH中の出玉・継続先などを左右することが多い |
| 優遇 | 機種仕様による | 出玉や確変割合が優遇される設計も多い |
- 主な場面
- 通常時・ヘソ入賞
- 振り分け
- RUSH突入などに関係することが多い
- 主な場面
- 右打ち・電サポ中など
- 振り分け
- 出玉・RUSH継続先などに関係することが多い
ニューギン公式でも、ヘソ入賞時を特図1、電チュー入賞時を特図2として振り分けを説明し、特図2では特図1より大当り出玉や確変割合が優遇されていることが多いと解説しています。
振り分け内容は機種ごとのスペックで確認してください。
振り分けとRUSH突入率はどう関係する?
RUSH突入率は、初当り後などにRUSHへ入る割合を表します。
機種によっては、大当り振り分けの中に「RUSH突入」「非突入」が設定され、その結果としてRUSH突入率が決まります。
たとえば、特図1大当りの50%がRUSH突入、50%が非突入なら、その部分だけを見ればRUSH突入率は50%です。
小当り・V入賞・チャレンジ成功・複数段階の抽選などを含めたトータル突入率が表示される場合があるため、公式注記を確認してください。
振り分けとラウンド・出玉の関係
振り分けは、RUSHへ入るかどうかだけではありません。
大当り時に、10R・8R・4R・2Rなどのどのラウンドになるかを決める場合にも使われます。
ラウンド数が違えば、同じ賞球・カウント条件でも払い出し出玉が変わります。
SANKYOの「eフィーバー彼女、お借りします」では、特図1と特図2で出玉の種類が異なり、公式スペックにもそれぞれの「振分け」が掲載されています。
藤商事の現行機でも、「大当り振り分け」「BONUS振り分け」などの形で、特図1・特図2に応じた出玉の違いが示されています。
振り分けと継続率は何が違う?
似た%表記が多いため混同されやすいですが、意味は違います。
| 用語 | 何を表す? | 例 |
|---|---|---|
| 振り分け | 当選後にどの結果になるかの割合 | 10R 50%/4R 50% |
| 突入率 | RUSH・確変などへ入る割合 | RUSH突入率 約50% |
| 継続率 | RUSH・確変等が次の当りへつながる期待度 | RUSH継続率 約80% |
| 大当り確率 | 大当り自体に当選する確率 | 1/319.7 |
- 意味
- 当選後の結果が分かれる割合
- 例
- 10R 50%/4R 50%
- 意味
- RUSH等へ入る割合
- 例
- 約50%
- 意味
- RUSH等が続く期待度
- 例
- 約80%
大当り確率=「当たるまで」
振り分け=「当たったあと何になるか」
突入率=「RUSH等へ入れるか」
継続率=「入ったあと続くか」
現行機では「振り分け表」の読み方が複雑な場合もある
以前から、確変・通常、ラウンド数などを割合で分ける振り分けはパチンコの基本要素です。
一方、現在のP機・スマパチでは、複数回の大当りをまとめた出玉、V入賞を条件とした大当り、小当りや普電を経由した当選など、スペックの仕組みが複雑な機種もあります。
そのため振り分け表を見るときは、数字だけでなく必ず注記も確認します。
同じ機種でも振り分けが異なることがあります。
3,000個・4,500個等が複数回の大当り合計を表す場合があります。
一種二種混合機などではV入賞を条件とする場合があります。
突入率・継続率が複数の抽選を合算した値の場合があります。
たとえば藤商事「e異世界でチート能力を手にした俺は現実世界をも無双する」では、特図1の大当り振り分けと、特図2に限るBONUS振り分けが分けて掲載されています。
SANKYOの現行スマパチでも、特図2の3,000個・6,000個などが複数回の大当り出玉を合計した値と注記される例があります。
「何に対する50%か」「何回分を合計した3,000個か」を注記まで見ることが、現行機のスペックを正しく読むポイントです。
振り分けでよくある誤解
違います。大当り後の結果がどの割合で分かれるかを表します。
違います。1回ごとの抽選なので短期間では偏ることがあります。
機種によります。大きく異なる機種もあります。
同じではありません。振り分けの一部がRUSH突入率を構成する場合があります。
現行機では複数回の大当り出玉の合計を表す場合があるため注記確認が必要です。
一般化できません。機種ごとの公式振り分けを確認してください。
振り分け=「当たったあと、何になるか」を割合で表したもの。
特図1・特図2、ラウンド、出玉、確変、RUSHなどを理解する中心的なスペック用語です。
関連して覚えておきたい用語
- SANKYOオンライン博物館「『特図』とは何ですか?」 ― 特図1・特図2で大当り時のラウンド振り分けなどが異なる理由を確認。
- ニューギン「ゾンビリーバボー」公式機種情報 ― ヘソ入賞の特図1、電チュー入賞の特図2それぞれの大当り振り分けと、特図2が出玉・確変割合で優遇される例を確認。
- ニューギン「PAうる星やつら~ラムのLoveSong~」公式スペック ― 特図1・特図2それぞれの振り分けをメーカーがどのように説明しているかを確認。
- SANKYO「eフィーバー彼女、お借りします」公式スペック ― 特図1・特図2で出玉が異なり、公式に振分け表が掲載される現行機の例を確認。
- 藤商事「e異世界でチート能力を手にした俺は現実世界をも無双する」公式機種情報 ― 特図1の大当り振り分けと特図2のBONUS振り分けを分けて示す現行機の例を確認。
- SANKYO「eフィーバーブルーロック」公式スペック ― 特図2出玉が複数回の大当り出玉合計となる現行スペックの注記例を確認。
パチンコ用語をもっと知りたい方へ
特図・大当り・ラウンド・出玉・突入率・継続率・RUSH・確変など、振り分けと一緒に理解したい用語をまとめています。
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