予告演出とは、パチンコで「この変動はリーチになるかもしれない」「強いリーチへ発展するかもしれない」「大当りに期待できる」といった情報や期待感を、液晶表示・音・ランプ・役物・振動などで遊技者へ示す演出です。 「予告」は1種類の演出名ではなく、多数の演出を含む大きなカテゴリーです。
予告演出が発生した=大当りではありません。 予告には弱いものから大チャンスとなるもの、大当り濃厚として扱われるものまであり、意味や信頼度は機種・演出パターンによって異なります。
パチンコの「予告演出」とは?
パチンコの予告演出とは、リーチ・スーパーリーチ・大当りなど特定の状態への発展や、大当りへの期待度を示唆するために発生する演出の総称です。
予告演出=これから起こる演出展開や大当りへの期待を、液晶・音・光・役物・振動などを使って遊技者に示す演出。
SANKYO公式は「予告」を「さまざまなタイミングで出現する演出」と説明しています。 また、特許庁が公開した標準技術集では、リーチや大当りなど特定の状態に至るまでの前兆となる演出を「予告演出」と整理し、リーチを予告するもの、大当り期待度を高めるもの、大当り発生を予告するものなど、役割の異なる予告が示されています。
予告演出は何を「予告」している?
「予告」という名前から「大当りを予告する演出」と思われやすいですが、実際には大当りだけを知らせているわけではありません。
図柄がリーチ状態になる可能性を示す予告。
スーパーリーチや特定の強演出へ発展する可能性を示します。
色・キャラクター・音・役物などによって大当りへの期待度を示します。
プレミアム系や一発告知など、大当り濃厚として扱われる演出もあります。
つまり予告演出は、「次に何が起こるか」と「どれくらい期待できるか」を遊技者へ伝えるための演出体系と考えると理解しやすくなります。
予告演出はいつ発生する?
予告は変動開始後だけに発生するものではありません。 入賞済み保留を対象に変動前から始まる先読み演出から、リーチ成立後のチャンスアップまで、幅広いタイミングで発生します。
先バレなど
ステップアップなど
発展演出など
色・ボタン変化など
古くから予告は「リーチ前予告」「リーチ後予告」など発生位置によって整理されてきました。 現在の機種ではさらに、先読み、当該変動、リーチ中のチャンスアップなどが複雑に組み合わされています。
「予告演出」と「先読み予告」は何が違う?
先読み予告は、予告演出の中の1カテゴリーです。
SANKYO公式では「先読み演出」を、入賞済みの保留に対して期待度などを示唆するため、対象の変動が起こる前に発生する演出と説明しています。 代表例として保留変化や特殊ゾーンが挙げられています。
| 比較 | 予告演出 | 先読み予告 |
|---|---|---|
| 範囲 | 予告全体を指す大きなカテゴリー | 予告演出の一種 |
| 発生時期 | 変動前・変動中・リーチ前後などさまざま | 対象となる保留の変動が始まる前から発生 |
| 代表例 | 次回予告、群予告、カットインなど多数 | 保留変化、チャンス目、特殊ゾーンなど |
- 範囲
- 予告全体
- タイミング
- 変動前からリーチ中まで幅広い
- 範囲
- 予告演出の一種
- タイミング
- 対象変動が始まる前から示唆
先読みそのものの仕組みは 「先読みとは?」 で詳しく解説しています。
代表的な予告演出には何がある?
予告演出は非常に種類が多く、メーカーや機種によって名称も異なります。 以下は「すべての機種に共通する正式分類」ではなく、一般ユーザーが機種情報を読む際に理解しやすい代表例です。
保留の色や形などが変化して期待度を示唆します。
同色図柄や順目・逆順目など、特定の停止目で期待を示します。
演出が段階的に進み、到達段階や内容によって期待度が変化します。
キャラクターのセリフ、文字色、内容などで展開を示唆します。
多数のキャラクターなどが通過する、大チャンスとして使われることが多い演出です。
アニメの次回予告のような映像で、その後の強い展開を示す代表的な予告です。
3→2→1などのカウントで対象変動へ近づく先読み型として使われることがあります。
特徴的な音・光・役物などで大当りを強く知らせるタイプの演出です。
「予告演出」と「チャンスアップ」は何が違う?
両者は重なる部分があり、機種情報でも厳密に完全分離されているとは限りません。
一般的には、予告演出は今後の展開や期待度を示す広い概念で、チャンスアップは進行中の演出の色・文字・カットイン・ボタンなどが通常より強いパターンへ変化し、期待度を上げる要素として使われることが多い言葉です。
SANKYO公式でも「カットイン予告」を、演出途中にキャラクターやセリフが割って入る「チャンスアップ演出」と説明しています。 つまり、実際の用語運用では「予告」と「チャンスアップ」が重なる演出も存在します。
予告演出の「信頼度」はどう見ればいい?
予告演出を見るときに重要なのが信頼度です。 ただし「赤なら○%」「金なら必ず○%」のような全機種共通の数値はありません。
同じ「赤系予告」「次回予告」「群予告」でも、機種が違えば信頼度は異なります。 また同じ機種でも、発生タイミング、複合する演出、発展先、カスタム設定などによって見方が変わる場合があります。
信頼度は、その機種・その演出パターンについて確認する必要があります。
「信頼度」という数値の意味自体は 「信頼度とは?」 で詳しく解説しています。
強い予告が出たから大当りが決まる?
ここは初心者が特に誤解しやすい部分です。 液晶上の予告演出そのものが、あとから大当り抽選を有利にするわけではありません。
パチンコでは始動口への入賞を契機に大当りに関する抽選が行われ、その結果や状態などに応じて液晶・音・役物等の演出が選択・表示されます。 予告演出は、遊技者から見れば「当たりそうかどうか」を推測するための情報になりますが、予告を出現させたことで大当り確率そのものが上昇する、という意味ではありません。
大当り抽選の仕組みを理解したうえで、予告は「抽選結果やその後の展開をどう見せるか」という演出側の情報として見るのが基本です。
大当り抽選の基本は 「特図とは?」、 「大当り確率とは?」 もあわせて確認すると理解しやすくなります。
予告演出と「演出カスタム」の関係
現在のパチンコでは、先読み、先バレ、レバブルなど特定の予告について、出現頻度や発生時の期待度の傾向を選べる機種が増えています。
そのため同じ機種でも、設定しているカスタムによって「この予告が出たときにどの程度期待するか」という遊技感覚が変わることがあります。
ただしカスタムの内容や名称はメーカー・機種ごとに異なります。 詳細は各機種の公式情報を確認する必要があります。
カスタムという言葉自体は 「カスタムとは?」 で解説しています。
予告演出についてよくある誤解
違います。弱い予告から大当り濃厚の演出まで幅広く存在します。
違います。先読みは予告演出の一部です。当該変動やリーチ後にも予告はあります。
違います。リーチ成立後やSPリーチ中にも期待度を示す演出があります。
違います。演出が出たことで大当り確率そのものが上昇するわけではありません。
共通ではありません。色の強弱や信頼度は機種ごとに確認します。
明確に分けにくい場合があります。予告とチャンスアップの両方として説明される演出もあります。
予告演出とは、大当りまでの展開や期待度を遊技者へ伝えるための「サイン」の総称です。 先読み・保留変化・チャンス目・群・次回予告・一発告知などは、それぞれ役割や発生タイミングの異なる予告・関連演出として理解すると、機種解説が読みやすくなります。
関連して覚えておきたい用語
- SANKYOオンライン博物館「『予告』とは何ですか?」 ― 予告がさまざまなタイミングで出現する演出であることを確認。
- 特許庁「平成18年度 標準技術集 遊技機及びその関連技術」 ― 予告演出を、リーチや大当り等の特定状態に至る前兆となる演出として整理し、リーチ予告・信頼度アップ予告・大当り予告等の役割を確認。
- SANKYOオンライン博物館「『先読み演出』とは何ですか?」 ― 先読み演出の対象・発生時期と、保留変化・特殊ゾーン等の代表例を確認。
- SANKYOオンライン博物館「パチンコの『チャンス目予告』とは何ですか?」 ― チャンス目予告が先読み予告の一種として使われる具体例を確認。
- SANKYOオンライン博物館「『次回予告』とは何ですか?」 ― 大チャンス演出として使われる代表的な予告の実例を確認。
- SANKYOオンライン博物館「『カットイン予告』とは何ですか?」 ― 「予告」と「チャンスアップ」の呼称が重なる実例を確認。
パチンコ用語をもっと知りたい方へ
先読み・チャンス目・先バレ・信頼度・チャンスアップなど、予告演出を理解するための関連用語も個別に解説しています。
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