チャンス目とは、図柄が完全に揃って大当りになる出目ではなく、「123」「321」「同色図柄」など特定の停止パターンによって、次の展開に期待できることを示す演出上の出目です。 多くの機種で先読み予告として使われますが、すべてのチャンス目が同じ意味・信頼度ではありません。
チャンス目は「この形なら全国どの機種でも同じ意味」という共通出目ではありません。
「123」がチャンス目の機種もあれば、同色図柄、特定数字の組み合わせ、専用図柄などをチャンス目として使う機種もあります。
パチンコの「チャンス目」とは?
パチンコでいうチャンス目とは、図柄の停止パターンによって、その後の変動や展開がチャンスであることを示唆する演出です。
チャンス目=順目・逆順目・同色図柄など、機種ごとに決められた特定の図柄停止パターンによって期待度上昇を示唆する演出上の出目。
SANKYO公式では、チャンス目予告を同じ色の図柄、「123」の順目、「321」の逆順目などが停止した際にエフェクトが発生する先読み予告の1つと説明しています。
一方、技術資料では「チャンス目先読み」について、先読み対象変動より前の変動で、あらかじめ決められた法則に従う図柄停止パターンを表示する演出と整理されています。 そこでは、同色図柄、順目・逆順目、特定数字や専用図柄など複数の例が示されています。
チャンス目にはどんな停止パターンがある?
チャンス目の形は機種によって異なりますが、代表的な考え方として次のようなパターンがあります。
機種やシリーズにちなんだ数字、語呂合わせなどが特別な意味を持つ場合があります。
通常の数字図柄とは異なる専用図柄が停止してチャンスを示す場合があります。
奇数だけのバラケ目など、その機種独自の停止法則をチャンス目として採用する例があります。
その停止目をチャンス目として扱うかどうかは機種の演出設計によります。
チャンス目と「先読み」はどう関係する?
現在のパチンコでは、チャンス目は先読み演出の一種として使われることが多いです。
先読みとは、すでに入賞している保留の中にある将来の変動について、変動開始前から期待度などを示唆する演出です。 チャンス目先読みでは、対象となる保留の変動が始まる前に、手前の変動で特定の図柄停止パターンを見せます。
| 比較 | 先読み | チャンス目 |
|---|---|---|
| 意味 | 将来の変動を事前に示唆する演出全般 | 特定の図柄停止パターンで期待を示す演出 |
| 関係 | 上位概念 | 先読み演出として使われる場合が多い |
| 代表例 | 保留変化、ゾーン、チャンス目など | 順目、逆順目、同色図柄など |
- 意味
- 将来変動を事前に示唆
- 範囲
- 保留変化・ゾーンなども含む
- 意味
- 特定停止目で期待を示唆
- 関係
- 先読みの一種として使われることが多い
SANKYO公式も「チャンス目予告」を先読み予告の1つと明記しています。 またSANYO「スーパー海物語IN沖縄4」の公式コンテンツでも、海モードのチャンス目が保留内のスーパーリーチを示唆し、連続停止で魚群出現率が高まる演出として紹介されています。
機種によっては当該変動のチャンスを示す停止目として扱われるなど、役割が異なる場合があります。
「同色チャンス目」とは?
同色チャンス目とは、数字そのものは揃っていなくても、停止した図柄の色が同じになるなど、色の共通性によって成立するチャンス目です。
たとえば青系図柄だけ、赤系図柄だけといった組み合わせが停止し、エフェクトなどを伴って先読みとして機能する場合があります。
「3・5・7」のように数字はバラバラでも、図柄デザイン上の色が共通していることでチャンス目になる機種があります。
また色によって期待度が変化する機種もありますが、青<緑<赤のような序列が全機種共通というわけではありません。
「順目」「逆順目」とは?
順目は「123」「234」など数字が順番に並ぶ出目、逆順目は「321」「543」など逆方向に並ぶ出目を指します。
SANKYO公式のチャンス目解説でも「123」の順目、「321」の逆順目が代表例として挙げられています。 また特許文献でも「1・2・3」「5・4・3」のような規則的な停止態様がチャンス目先読みの例として記載されています。
チャンス目は連続すると熱くなる?
連続回数が増えるほど期待度が上昇する機種があります。
特に海物語シリーズでは、チャンス目が複数変動にわたって続くことで期待感を高める演出が長く使われています。 SANYO「スーパー海物語IN沖縄4」の公式コンテンツでも、海モードでチャンス目が連続停止すると魚群出現率がアップすると案内されています。
ただし、連続2回・3回・4回の意味や最終的な法則は機種ごとに違います。 「3連なら必ずSP」「4連なら必ず大当り」といったルールを全機種へ広げてはいけません。
チャンス目の信頼度はどれくらい?
チャンス目の信頼度に共通の数値はありません。
たとえば専門媒体に掲載されている「P花満開 月光 THE FINAL」では、弱チャンス目と強チャンス目で信頼度が大きく異なり、停止パターン自体が期待度の強弱を表しています。
また同じ機種でも、チャンス目の色、停止図柄、連続回数、その後の発展先、演出カスタムなどによって期待度が変化する場合があります。
チャンス目は演出カテゴリーであり、信頼度は個別機種・個別パターンで確認する数字です。
信頼度という言葉自体の意味は 「信頼度とは?」 で解説しています。
「チャンス目」と「リーチ目」は同じ?
同じ意味ではありません。
チャンス目は、その後の展開に期待を持たせる停止パターンとして使われる言葉です。 一方「リーチ目」という言葉は、特定の出目自体が大当り・ボーナス成立などを強く示す文脈で使われることがあり、パチスロで特に一般的です。
パチンコとパチスロの「チャンス目」は同じ?
別物として理解した方が安全です。
パチンコのチャンス目は、液晶上の図柄停止パターンなどを利用した演出用語として使われます。 一方、パチスロでは「チャンス目」は、リール上に停止する特定の出目・小役成立を指し、ボーナス・AT・CZなどの抽選契機になる用語として使われます。
| 比較 | パチンコ | パチスロ |
|---|---|---|
| 主な意味 | 液晶図柄などの特定停止パターンによる演出 | リール上の特定の出目・小役 |
| 代表的役割 | 先読み・期待度示唆など | ボーナス・AT・CZ等の抽選契機 |
| 同じ用語? | 名前は同じでも、ゲーム上の意味は異なる | |
- 主な意味
- 図柄停止による演出
- 役割
- 先読み・期待度示唆
- 主な意味
- リールの特定出目・小役
- 役割
- 各種抽選契機
SANKYO公式でも、パチンコ向け「チャンス目予告」とパチスロ向け「チャンス目」を別々の初心者用語ページで説明しています。 この区別は、検索結果や機種情報を読む際に非常に重要です。
チャンス目についてよくある誤解
違います。どの停止目をチャンス目として扱うかは機種ごとに異なります。
違います。基本的には期待度上昇を示唆する演出です。
先読みとして使われる機種が多いですが、全機種で同じ役割とは限りません。
違います。数字がバラバラでも図柄色が同じことで成立する場合があります。
違います。連続で期待度が上がる機種はありますが、法則は機種固有です。
違います。パチスロではリール上の特定出目・小役を指す用語です。
パチンコのチャンス目は、「図柄は揃っていないが、意味のある停止パターンで次の展開への期待を示す出目」です。 順目・逆順目・同色図柄などが代表例ですが、具体的な形・信頼度・連続法則は機種ごとに確認します。
関連して覚えておきたい用語
- SANKYOオンライン博物館「パチンコの『チャンス目予告』とは何ですか?」 ― 同色図柄、順目、逆順目などが停止する先読み予告というメーカー公式の基本定義を確認。
- SANKYOオンライン博物館「『先読み演出』とは何ですか?」 ― 入賞済み保留について変動前から期待度を示唆する先読み演出の基本定義を確認。
- 特許公開公報 JP2022093015A「弾球遊技機」 ― 「チャンス目先読み」の具体例として、同色図柄、順目・逆順目、特定数字・専用図柄などの停止パターンが技術的に例示されていることを確認。
- SANYO「スーパー海物語IN沖縄4」秘密コンテンツ ― 海モードのチャンス目が保留内のスーパーリーチを示唆し、連続停止で魚群出現率が上がるシリーズ公式の実例を確認。
- 777パチガブ「P花満開 月光 THE FINAL」 ― 順目や奇数バラケ目を弱・強チャンス目として使い分け、信頼度が異なる具体例を確認。
- SANKYOオンライン博物館「パチスロの『チャンス目』とは何ですか?」 ― パチスロでは特定小役・出目として各種抽選契機になることを確認し、パチンコのチャンス目との意味の違いを整理。
パチンコ用語をもっと知りたい方へ
先読み・図柄・保留・信頼度・先バレなど、チャンス目と一緒に理解すると演出が分かりやすくなる用語もまとめています。
パチンコ関連用語集を見る