トータル確率は、通常時の初当りだけでなく、その後の連チャンも含めて大当り1回分を得るために必要な通常回転数の目安として使われる数値です。ボーダーラインや期待値計算の補助に使われますが、媒体ごとに換算方法が違う場合があります。
初心者向けに言えば:
「1回の初当りで、その後も含め平均何回くらい当たるか」を考慮し、大当り1回あたりの重さへ置き換えた数字と考えると分かりやすいです。
厳密には:
「トータル確率」は法令・型式試験・メーカー共通の正式スペック名称ではなく、攻略誌・解析サイト・期待値計算などで使われてきた業界用語です。大当り回数ベースの数値と、一定出玉・ラウンドへ換算した数値があるため、その媒体の計算条件まで確認する必要があります。
トータル確率=メーカー公表の「大当り確率」ではありません。
また、すべてのサイト・雑誌で完全に同じ計算基準とは限りません。「何を1回分として換算しているか」を確認してください。
トータル確率とは?
トータル確率は、パチンコの攻略・期待値計算で古くから使われてきた指標です。一般には、通常時の初当りから始まり、その後の確変・RUSH・時短などによる連チャンを含めて、大当り1回を得るために平均何回の通常回転が必要かを表します。
初当りの重さだけでなく、その後の連チャンまで含めて「大当り1回あたりの重さ」に置き換えた考え方です。
「初当り確率」と「トータル確率」は何が違う?
| 比較 | 初当り確率 | トータル確率 |
|---|---|---|
| 対象 | 通常時から最初の大当りまで | 初当り後の連チャンまで含めた大当り1回あたり |
| 継続率の影響 | 直接は含まない | 平均連チャン数を通じて影響する |
| 主な用途 | 初当りの重さを見る | ボーダー・期待値・回転率評価の補助 |
| 性質 | メーカー公式スペックに掲載されることが多い | 攻略側で計算・掲載されることが多い |
- 対象
- 通常時→最初の当り
- 用途
- 初当りの重さ
- 対象
- 連チャン込みの大当り
- 用途
- 攻略計算の補助
トータル確率の基本的な考え方
大当り回数ベースの代表的な考え方では、次の式で説明されます。
初当り確率の分母 ÷ 初当り1回あたりの平均大当り回数 = トータル確率の分母
攻略解説では「平均連チャン数」という言葉で説明されることもありますが、ここで重要なのは初当り1回から平均して何回の大当りを得るかです。
大当りごとの出玉差、RUSH突入率、時短引き戻し、上位RUSH・LTなどがあるため、実戦的なボーダー・期待値計算では出玉やラウンドをそろえた換算が必要になります。
簡単な計算例
「1Rトータル確率」とは?
大当りごとにラウンド数や出玉が違う機種では、「大当り1回」をそのまま比較すると出玉価値がそろいません。そこで攻略計算では、1ラウンド分の出玉を得るために必要な通常回転数へ換算した「1Rトータル確率」が使われることがあります。
初当り確率の分母 ÷ 初当り1回あたりの平均総ラウンド数 = 1Rトータル確率の分母
例えば、同じ大当りでも4R・10Rなど複数の出玉がある場合、1R単位へそろえることで、ラウンド振り分けが違う機種や大当りを比較しやすくなります。
1Rトータル確率と1Rあたりの実出玉を組み合わせると、ボーダーラインや期待値計算へつなげやすくなります。
「換算トータル確率」とは?
攻略媒体では、出玉の異なる大当りを3R・10Rなど一定のラウンド数や出玉単位へ換算して「換算トータル確率」として掲載することがあります。
パチマガスロマガFREEでは「新世紀エヴァンゲリオン~未来への咆哮~」を例に、3Rと10Rの出玉差を考慮し、総合トータル確率とは別に3R換算のトータル確率を説明しています。
大当り1回を1回として平均連チャンなどから算出。
出玉差を一定単位へそろえ、回転率評価に使いやすくする考え方。
トータル確率とボーダーラインの関係
トータル確率は、ボーダーラインや期待値を考える際の材料として使われます。一定出玉単位へ換算すると、「大当り1回分の出玉で何回転回せればよいか」という考え方につなげやすくなります。
通常時の回転率、持ち玉比率、交換率、削り、実出玉なども関係します。
LT機・一種二種混合機でも使える?
考え方としては使えますが、現在のパチンコは従来より複雑です。RUSH突入率、上位RUSH、LT、複数段階の継続率、チャージ、図柄揃い確率、時短引き戻しなどを持つ機種では、単純な「初当り確率÷平均連チャン数」だけでは正確な出玉価値を表しにくくなります。
比較する場合は、同じ算出基準・同じ出玉換算条件で見てください。
トータル確率についてよくある誤解
違います。連チャンまで考慮した指標として使われます。
一般には攻略・期待値計算側で使われてきた業界用語です。
違います。大当り回数ベース、ラウンド・出玉換算などがあります。
単独では判断できません。出玉・回転率・交換率なども必要です。
違います。実質大当り確率は機種の抽選経路を合算した表現です。
違います。図柄揃い確率は特定の大当りルートの発生確率です。
違います。トータル確率は攻略計算の指標、TOTAL継続率は複数区間などを含めた継続期待の表現です。
トータル確率は、初当り後の連チャンや出玉を含めて、大当り1回分の価値を通常回転数へ換算する攻略指標。ただし定義・換算方法が媒体ごとに異なるため、「何を基準にした数字か」を確認して使うことが重要です。
関連して理解したい用語
- パチマガスロマガFREE「大当り1回分の出玉で何回まわせればよいか」 ― トータル確率が長年使われてきた攻略指標であること、出玉・ラウンドを基準にした「換算トータル確率」の実例を確認。
- ぷろぱち「トータル確率とは?トータル確率の計算方法」 ― 「1回の大当りを得るために必要な通常ゲーム数」という代表的説明と、初当り確率÷平均連チャン数という簡易計算例を確認。
- ぷろぱち「トータル確率を実用化する方法」 ― ラウンド振り分けが異なる機種で、1Rトータル確率へ換算してボーダー・期待値計算へ使う考え方を確認。
パチンコ用語をもっと知りたい方へ
初当り・大当り確率・ボーダーライン・期待値など、パチンコのスペックや攻略指標に関する用語も体系的に解説しています。
パチンコ関連用語集を見る