「上位RUSH」は、すべての機種に共通する1種類の仕組みの名称ではありません。何が強化されるか、どう入るか、終了後にどこへ移行するかは機種ごとに違います。
パチンコの「上位RUSH」とは?
上位RUSHとは、同一機種の中で通常のRUSHよりも有利な性能を持つRUSHを区別するときに使われる呼び方です。メーカー公式でも「上位RUSH」という表現は実際に使用されています。
上位RUSH=通常RUSHより、継続率・大当り出玉・出玉振り分け・次回大当りまで継続する割合など、何らかの出玉性能が強化されたRUSH。
重要なのは、「継続率○%以上なら上位RUSH」「出玉○個以上なら上位RUSH」という全国共通の数値基準があるわけではないことです。SANKYO、KYORAKU、ニューギンなど複数メーカーが公式情報で「上位RUSH」という表現を使用していますが、その中身は機種によって異なります。
上位RUSHになると何が強くなる?
ST・時短回数などが増え、通常RUSHより次の大当りにつながりやすくなるタイプ。
継続率は同程度でも、3000個・4500個など大きな出玉振り分けが中心になるタイプ。
10Rや複数回大当り相当の出玉を獲得できる割合が高くなるタイプ。
一部で次回大当りまで続く状態を含み、トータル継続率を高めるタイプ。
「eフィーバーBASTARD!! -暗黒の破壊神-」では、通常RUSHと上位RUSHはいずれもトータル継続率約75%ですが、上位RUSHは大当り出玉が約70%で3000個、約30%で4500個へ強化されています。
上位RUSHにはどうすれば入る?
突入経路も機種ごとに異なります。
RUSH中の特定振り分けを引くと上位RUSHへ移行。
通常時の一部大当りなどから通常RUSHを経由せず直接突入。
複数段階のRUSHを突破し、さらに上位の状態を目指す。
LT搭載機では、LT発動後の高性能状態として上位RUSHへ移行する設計がある。
「Pフィーバーからくりサーカス」では、通常の「からくりRUSH」中の大当りの約50%で上位RUSH「超からくりRUSH」へ移行します。一方、全回転リーチ経由なら上位RUSHへ直接つながるルートもあります。
通常RUSHと上位RUSHは何が違う?
| 比較 | 通常RUSH | 上位RUSH |
|---|---|---|
| 位置付け | 基本となるRUSH | 通常RUSHより性能を強化した段階 |
| 突入経路 | 初当り後など | RUSH中の特定当り・直行当り・LT発動など |
| 継続率 | 機種ごとに異なる | 上がる機種も、同程度の機種もある |
| 出玉性能 | 基本RUSH性能 | 継続率・出玉・振り分け等のどこかが強化 |
その機種の基本となるRUSH。
通常RUSHより継続率・出玉・振り分けなど何らかの性能が強化されたRUSH。
上位RUSHとラッキートリガー(LT)は同じ?
同じ意味ではありません。
ラッキートリガー(LT)は2024年3月からパチンコ機に搭載可能となった機能です。LT搭載機では、LT発動後に高性能な上位RUSHへ移行する機種が多いため、「LT=上位RUSH」のように見える場面があります。しかし上位RUSHという考え方自体はLT以前から存在します。
2022年の「Pフィーバーからくりサーカス」「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」「PフィーバークィーンRUSH」は、メーカー公式が「上位RUSH」と表現しています。いずれもLTが搭載可能となった2024年3月より前の機種です。したがって、「上位RUSH=LT」と定義するのは不正確です。
| 比較 | 上位RUSH | ラッキートリガー(LT) |
|---|---|---|
| 意味 | 通常RUSHより上位に位置付けられるRUSHの呼び方 | 2024年3月から搭載可能となった機能 |
| 登場時期 | LT以前から存在 | 2024年3月から |
| 関係 | LTではない上位RUSHもある | 発動後の状態が上位RUSHとなる機種がある |
| 同義語? | 同義語ではない | |
LT自体の仕組みは「ラッキートリガー(LT)とは?」で詳しく解説しています。
実在機種で見る「上位RUSH」の違い
公式情報を比較すると、上位RUSHの強化方法が一様ではないことが分かります。
| 機種 | 通常側 | 上位RUSH | 主な強化点 |
|---|---|---|---|
| Pフィーバーからくりサーカス 2022年 | からくりRUSH 時短37回+残保留4個 | 超からくりRUSH 時短70回+残保留4個 最大継続率約81% | 時短回数・継続性能 |
| P 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。 2025年 | ST100回+4回 約80% | ST151回+4回等 約92% | ST回数・継続率。LT搭載 |
| eフィーバーBASTARD!! 2026年 | 約75% | 約75% | 継続率ではなく大当り出玉を3000個・4500個中心へ強化 |
| P魔法少女まどか☆マギカ3 キュゥべえver. 2026年 | 通常側RUSHあり | アルティメット超RUSH 約90% | 高継続の上位RUSH |
上位では時短回数・継続性能が上昇。
通常約80%→上位約92%。LT搭載。
通常・上位とも約75%。上位では大当り出玉が大幅強化。
その機種の通常RUSHと比べ、どの性能が上位になっているのかを見る必要があります。
上位RUSHが終わると通常時に戻る?
これも機種によって異なります。上位RUSH終了で通常時へ戻る機種もあれば、通常RUSHへ戻る機種もあります。
「P宇宙戦艦ヤマト2202 -ONLY ONE-」の上位RUSH「金ヤマトRUSH」は約78%で継続し、継続に漏れても通常状態へ戻らず「超波動RUSH」へ移行します。
「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」の上位RUSH「70億の絶唱FEVER」も、終了後は通常RUSH側の「シンフォギアチャンス黄金」へ再突入する仕様です。
上位状態から通常RUSHへ戻って連チャンが続くゲーム性もあります。
上位RUSHでよくある誤解
違います。上位RUSHはLT以前から存在します。
違います。継続率が同じでも出玉が強化される機種があります。
違います。一部大当りなどから直接入る機種もあります。
機種によります。通常RUSHへ戻るタイプもあります。
「○%以上」など一律の線引きで定義される言葉ではありません。
RUSHが多段階の機種では「最上位RUSH」と表現される場合があります。
RUSH=連続大当りを期待する遊技状態・名称。
上位RUSH=その機種の通常RUSHより性能が強化されたRUSH。
LT=2024年3月から搭載可能となった機能で、上位RUSHと同義ではない。
関連して覚えておきたい用語
- SANKYO「Pフィーバーからくりサーカス」 ― 2022年の上位RUSH採用例、通常RUSHとの性能差を確認。
- SANKYO「Pフィーバー戦姫絶唱シンフォギア3黄金絶唱」 ― LT以前の上位RUSH、終了後に通常RUSHへ戻る例を確認。
- SANKYO「PフィーバークィーンRUSH」 ― LT以前からメーカー公式が上位RUSHと表現している別例を確認。
- SANKYO「eフィーバーBASTARD!! -暗黒の破壊神-」 ― 継続率が同じでも出玉性能が上位化する2026年機の例を確認。
- KYORAKU「P 俺の妹がこんなに可愛いわけがない。」 ― LT発動で上位RUSH約92%へ移行する例を確認。
- KYORAKU「P魔法少女まどか☆マギカ3 キュゥべえver.」 ― 2026年現在の「上位RUSH」公式使用例を確認。
- ニューギン「Pうる星やつら~Eternal Love Song~ 129ver.」 ― 別メーカーでも公式に「上位RUSH」と表記されることを確認。
- SANKYO「ラッキートリガーとは何ですか?」 ― LTが2024年3月から搭載可能となった機能であることを確認。
パチンコ用語をもっと知りたい方へ
RUSH・ラッキートリガー・継続率・突入率・STなど、上位RUSHと一緒に理解したい用語をまとめています。
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