時短引き戻しとは、時短中に大当りを引くことを指す一般的な呼び方です。 たとえば大当り確率1/319.7の機種で時短100回なら、単純計算の引き戻し期待度は約26.9%です。 ただし、引き戻し後にRUSHへ入るか、確変へ入るか、再び時短になるかは機種ごとに異なります。
初心者向けに言えば:
通常大当りなどのあとに与えられた「もう一度当てるチャンス」の時短中で、大当りを引くことです。
厳密には:
「時短引き戻し」は法令上の統一用語ではなく、時短中に大当り・所定の当選を得て次の状態へつなげることを表す一般的な言い方です。
通常確率の時短なのか、c時短を含むのか、残保留を含めるのか、引き戻し後の移行先はどこかを分けて確認する必要があります。
「時短で引き戻した=必ずRUSH復帰」ではありません。
時短中の大当り後に確変・RUSHへ入る機種もあれば、大当りの振り分けによって通常状態・時短へ移行する機種もあります。
時短引き戻しとは?
時短引き戻しとは、時短状態の規定回数内に大当りなどを引き、 いったん通常側へ落ちかけた遊技フローから再び大当り・確変・RUSHなどへつなげることを表す言葉です。
典型的なのは、通常大当り後に時短100回が付く確変機で、時短100回の間にもう一度大当りを引くケースです。
時短そのものが大当り確率を上げるという意味ではありません。 通常確率のまま抽選する時短では、規定回数の中で大当りを引けるかどうかがポイントです。
時短そのものの仕組みは 「時短とは?」 で詳しく解説しています。
「引き戻し率」とは?
引き戻し率は、一般に時短の規定回数内に1回以上大当りする確率・期待度を示します。
1回転ごとの当選確率。
何回抽選を受けられるか。
その回数内で1回以上当たる期待度。
例えば引き戻し率約27%でも、100回の時短を4回消化すれば必ず1回当たる、という意味ではありません。
時短引き戻し率の計算方法
1回転ごとの大当り確率が一定で、通常の独立抽選として考えられる場合、 「1回も当たらない確率」を先に求めると計算できます。
引き戻し率 = 1 −(1 − 1回転の当選確率)時短回数
右打ち中に大当り・小当り・c時短など複数の当選契機を持つ機種や、抽選確率が状態によって変わる機種では、 公式スペックの「引き戻し率」「トータル突入率」「継続率」の注釈を優先してください。
時短50回・100回・200回ではどれくらい引き戻す?
| 公式機種例 | 大当り確率 | 時短 | 公式の引き戻し・期待値 |
|---|---|---|---|
| Pフィーバーありふれた職業で世界最強 Light ver. SANKYO |
1/99.9 | 50回 | 時短50回引き戻し率 約39.6% |
| Pフィーバーかぐや様は告らせたい SANKYO |
1/319.7 | 100回 | 時短100回引き戻し率 約27% |
| Pスーパー海物語 IN 沖縄6 SANYO |
約1/319.6 | 200回 | 時短200回 大当り期待値 約47% |
| ぱちんこ GANTZ極 KYORAKU |
約1/319.9 | リベンジモード | 約72%ループの注釈に「時短引き戻しを含む」 |
- 時短
- 50回
- 引き戻し
- 約39.6%
- 時短
- 100回
- 引き戻し
- 約27%
- 時短
- 200回
- 大当り期待
- 約47%
1/99.9で50回なら約39.6%、1/319.7で100回なら約27%、1/319.6で200回なら約47%というように、 「時短100回だから強い・弱い」と回数だけで判断することはできません。
時短引き戻しとRUSH突入率の関係
機種によっては、初当りから直接RUSHへ入る割合に、 時短中に引き戻してRUSHへ到達する分を加えた「トータルRUSH突入率」が表示されます。
「Pフィーバーかぐや様は告らせたい」は、特図1の確変突入率約64%に、 時短100回の引き戻し率約27%を加味し、STトータル突入率約74%と案内しています。
そのため、「RUSH突入率70%」などの大きな数字を見たときは、 初当りからの直行率なのか、時短引き戻し込みのトータル値なのかを注釈で確認します。
突入率については 「突入率とは?」 もあわせて確認してください。
時短引き戻しは「継続率」にも含まれる?
はい。機種によっては、確変・RUSH本体の継続に加えて、 通常大当り後の時短での引き戻しまで含めたトータル継続期待値が示されます。
SANYO「Pスーパー海物語 IN 沖縄6」は、ジンベエタイム中のトータル継続期待値を約78.8%とし、 その注釈で時短引き戻しを含むとしています。
継続率の中に引き戻しが組み込まれている場合もあれば、別々に表示される場合もあります。
時短引き戻しと「残保留引き戻し」は同じ?
同じではありません。 時短引き戻しは規定の時短回数内での当選、 残保留引き戻しは電サポ・時短終了後などに残っている保留の消化で当選することを指します。
| 比較 | 時短引き戻し | 残保留引き戻し |
|---|---|---|
| 抽選する場面 | 時短の規定回数内 | 時短・RUSH終了後などの残保留 |
| 回数 | 時短50回・100回など | 残保留4個など |
| スペック表 | 時短引き戻し率として表示される例 | 残保留引き戻し率として別表示される例 |
SANKYO「eフィーバーマクロスフロンティア5」では、 時短1回引き戻し率約1.3%と 残保留4個引き戻し率約5.0%を分けて表示しています。
保留・残保留の基本は 「保留とは?」 で解説しています。
c時短を含む機種の「引き戻し」はどう読む?
現代の一種二種混合機などでは、 時短中の当選確率にc時短が関係する機種があります。
その場合、通常の大当り確率だけで引き戻し率を計算すると、 公式に示された突入率・継続率と一致しないことがあります。
大当り・小当り・c時短の合算、特図2に限る条件、V入賞条件などがある場合は、 メーカー公式の脚注を最優先します。
スペック表で時短引き戻しを見る5つのポイント
時短引き戻しについてよくある誤解
機種によります。大当り後の振り分け・移行先を確認します。
通常確率のままの時短では上がりません。回数分の抽選機会が与えられます。
単純な掛け算ではありません。1回以上当たる確率は約27%です。
確定ではありません。多数回試行したときの確率です。
機種・公式表記によります。別々に表示される例があります。
違う場合があります。時短引き戻しを含んだ値か注釈を確認します。
時短引き戻しは、時短の規定回数内で大当り・所定の当選を得て次の大当り・RUSHなどへつなげること。 「何回の時短か」「何の確率で抽選するか」「引き戻し後はどこへ行くか」「残保留を含むか」をセットで読むのが重要です。
関連して理解したい用語
- SANKYO「Pフィーバーかぐや様は告らせたい」スペック ― 大当り確率1/319.7、時短100回引き戻し率約27%、STトータル突入率約74%という公式例を確認。
- SANKYO「Pフィーバーありふれた職業で世界最強 Light ver.」スペック ― 大当り確率1/99.9、時短50回引き戻し率約39.6%、トータルRUSH突入率約40%を確認。
- SANYO「Pスーパー海物語 IN 沖縄6」発表資料 ― 時短100回/200回、ジンベエタイム中トータル継続期待値約78.8%に時短引き戻しを含むことを確認。
- SANYO「Pスーパー海物語 IN 沖縄6」ガイドブック ― 時短200回の大当り期待値約47%を確認。
- KYORAKU「ぱちんこ GANTZ極」発表 ― 約72%ループの注釈にリベンジモードでの時短引き戻しを含む公式例を確認。
- SANKYO「eフィーバーマクロスフロンティア5」スペック ― 時短1回引き戻し率と残保留4個引き戻し率を分けて表示する例を確認。
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