2014年CRA海物語アクアwith吉木りさASAの実機写真
CRA海物語アクアwith吉木りさ|三洋物産・2014年

パチンコ機種図鑑 | AQUAシリーズ | 2014年のコラボ甘デジ

CRA海物語アクアwith吉木りさ

球体液晶「アクアビジョン」と吉木りさのコラボ演出。大当り後は必ずST50回「スーパーアクアチャンス」へ。ラッキー8チャッカー、スペシャル魚群タイム、5種類の大当りと右打ち中の15R比率を、2014年の記録として解説します。

2014年6月2日導入型式 ASAST50回100%吉木りさコラボ3つの通常モード
1/99.902通常時大当り確率
約51%ST50回の当選期待度
50%電チュー15R確変の割合
特に注目:確変突入率100%でも、ST中の確率は1/70.621で50回転。大当り後に必ず次回大当りまで続くタイプではありません。振り分けはヘソと電チューで大幅に異なるため、詳細表を掲載します。

2014年の「CRA海物語アクアwith吉木りさ」とは

CRA海物語アクアwith吉木りさ(型式:CRA海物語アクアASA)は、2014年6月2日に導入された三洋物産の海物語シリーズの甘デジです。同年の先行機「CR海物語アクア」の球体液晶や右打ちST、3モードを受け継ぎ、吉木りささんとのコラボレーションを中心に据えた作品です。

一般的な海物語の確変ループ型とは異なり、全ての大当り後にST50回「スーパーアクアチャンス」へ。液晶上部の球体液晶「アクアビジョン」と、8個保留を扱う「ラッキー8チャッカー」で、当時の海物語の映像・技術的な挑戦を振り返れる機種です。

保存資料としての区別:通常版「CR海物語アクア」(ST100回のミドル系)と、コラボ甘デジ「CRA海物語アクアwith吉木りさ」(ST50回)では継続システムと振り分けが異なります。機種名の似た海物語3R系とも別作品です。

基本スペック――通常1/99.902・ST中1/70.621・ST50回

導入日・型式・確率は2014年当時の機種記録、HAZUSEおよびP-WORLDなどの公開データと照合したものです。

正式型式CRA海物語アクアASA
機種名CRA海物語アクアwith吉木りさ
メーカー三洋物産(SANYO)
導入開始2014年6月2日
分類CR機/甘デジ/右打ちST機
通常大当り確率1/99.902
高確率時大当り確率1/70.621
確変突入率100%
確変システムST50回・電サポ50回
ST50回の当選期待度約50.99%(一般に約51%)
賞球3&2&10&11
ラウンド/カウント実質4R・5R・8R・15R・16R/8カウント
参考獲得出玉4R約310個・5R約390個・8R約630個・15R約1,180個・16R約1,260個
大当り後全て右打ちスーパーアクアチャンスへ
通常時の保留ラッキー8チャッカー(8個保留)
小当り・潜伏確変・遊タイムなし

出玉は資料で公表される獲得目安(払い出し総量とは異なる場合あり)。カウントは8、アタッカー賞球は11。ST継続は当選確率に基づく理論期待値です。

大当り振り分け――ヘソと電チューを分けて保存

本機はヘソでの初当りと、電チューからの大当りで15R比率が変わるのが最大の特徴です。特に、電チュー15R確変は50%であり、出玉の大きなアクセントになります。全大当り後が電サポ付きST50回です。

ヘソ入賞(通常時/特図1)――HAZUSE採用値

表は左右にスクロールできます。

大当り種別割合獲得目安終了後
15R確変26%約1,180個ST50回
5R確変64%約390個ST50回
クジラッキーボーナス16R1%約1,260個ST50回
クジラッキーボーナス8R1%約630個ST50回
クジラッキーボーナス4R8%約310個ST50回

電チュー入賞(ST中/特図2)

表は左右にスクロールできます。

大当り種別割合獲得目安終了後
15R確変50%約1,180個ST50回
5R確変40%約390個ST50回
クジラッキーボーナス16R1%約1,260個ST50回
クジラッキーボーナス8R1%約630個ST50回
クジラッキーボーナス4R8%約310個ST50回
資料間で相違があります:HAZUSE・海物語専門資料はヘソ15R26%/5R64%を掲載します。一方、K-Naviと海まにあの表では15R2%/5R88%です。どちらもクジラッキーボーナス10%、電チューの15R50%/5R40%は一致します。本図鑑はHAZUSEの型式別大当り割合を表示値として採用し、不一致を隠さず記録します。メーカーの詳細振り分け一次表が確認できた場合は再照合が必要です。

ゲームフロー――通常時からST50回「スーパーアクアチャンス」へ

通常時:左打ちで大当り抽選(1/99.902)
15R/5R図柄揃い図柄と抽選によってラウンド確定
クジラッキーボーナス4R/8R/16Rに発展するランクアップ大当り
全大当り後:右打ち・スーパーアクアチャンス(ST50回/電サポ50回)
50回以内に大当り再びST50回へ
50回終了・大当りなし通常遊技へ復帰

通常時は左打ち、電サポ中と大当り中は右打ちで消化します。海物語アクアは右打ちSTをシリーズに取り入れた機種で、一般的な図柄揃いのほか、ランクアップ型のクジラッキーボーナスがあります。

ST50回と継続期待度約51%の考え方

STは「確変が大当りまで続く状態」ではなく、決められた50回転の間だけ高確率で大当りを抽選する状態です。大当り確率1/70.621で50回転を独立抽選すると、少なくとも1回の大当りを引く期待度は以下の計算になります。

ST中50回の当選期待度1 − (1 − 1/70.621)50 ≒ 50.99%
ST突入率100%(ヘソ・電チューとも)
ST回数50回転/電サポ付き
高確率時1/70.621
ST中に1回以上大当りする期待度約51.0%
50回までに当たらない確率約49.0%
電サポ後の通常時短なし

「ST突入率100%」と「継続期待度約51%」は、別の指標です。初当りは必ずSTに入りますが、ST中に次回大当りを引ける保証はありません。

アクアビジョン――球体液晶が生んだ新しい海演出

液晶上部の球体液晶「アクアビジョン」は、メイン画面と連動する本作の象徴的な装置です。魚や海中の気配を映すだけでなく、演出に合わせて見た目を変化させ、上部の球体とメイン液晶を一体として使います。

アクアフラッシュ

球体液晶が太陽のように変化する一発告知。発生すれば大当り濃厚とされます。

流星群などのチャンスアップ

珊瑚礁・マリンちゃんリーチの最中にアクアビジョンが変化し、期待感を高めます。

突サメ

巨大なサメが図柄を丸飲みする意外性のある演出。通常の泡・魚群以外の見どころです。

わくわくタイム

8個保留のラッキー8を使った先読み演出の一つ。連続する変動の見せ方に注目できます。

ラッキー8チャッカー――8個保留と先読みの技術

2014年の本機は、通常時の保留を8個まで扱う「ラッキー8チャッカー」を採用しました。単に保留が多いだけではなく、複数回転にまたがって演出が変化する先読みを映像に組み込んでいます。

通常の海モードに加えて探索・リゾートという演出密度の違うモードが用意され、スペシャル魚群タイムや「わくわくタイム」など、時間経過・保留状態を楽しむ演出も存在します。

なお「8個保留」には、機械が自動的に8個保留を補充するという意味はなく、実機での入賞によって保留が増える仕様を指します。

3つの通常演出モード――海・探索・リゾート

通常時の演出モードは海モード・探索モード・リゾートモードの3種類。同じ大当り抽選であっても、予告・リーチへ至るプロセスはモードごとに異なります。

海モード

泡・魚群とシンプルなリーチを中心とする王道型。珊瑚礁・マリンちゃんリーチのチャンスアップを追いやすい構成です。

探索モード

海中探索や宝箱の予告、リーチ後のステップアップを楽しむモード。魚群以外の冒険的な演出が増えます。

リゾートモード

常夏のリゾートを舞台に、ミニキャラのステップアップやボタン演出が発生。華やかな演出を好む方向けです。

吉木りさコラボ――スーパーりっちゃんす・りっちゃん全回転

本機の名称に冠された吉木りささんは、通常時・ST中・大当りラウンドに登場します。海物語の既存キャラクターに実在のタレントを重ねることで、映像・楽曲・リーチを横断するコラボを実現しました。

スーパーりっちゃんす

吉木りささんの登場が期待できる本機固有の特殊演出。通常の魚群・珊瑚礁系リーチとは区別される見どころです。

りっちゃん全回転

発生した時点で15R大当り濃厚とされる、本機を象徴するプレミアムリーチです。アクアとのコラボ性が最も伝わる演出の一つです。

大当りラウンド中の映像

ラウンド中は吉木りささんの映像が流れ、ボタン操作でカメラアングルが変化する場面もあります。単なるイメージキャラクターではなく、遊技演出の中に組み込まれたコラボです。

スペシャル魚群タイム――1時間ごとの5分間イベント

当時の本機には、ホールで1時間に1回、全台一斉に始まる約5分間の「スペシャル魚群タイム」が用意されていました。吉木りささんの楽曲が流れ、通常時とは違うライブ演出に変化します。スペシャル魚群が出れば大当り濃厚とされます。

ドームライブver.

ライブステージを使う背景の一つ。パフォーマンスを演出の柱とします。

屋外ライブver.

空間の明るさや開放感が違うパターン。

ファンタジーライブver.

通常の海とは異なる演出世界を見せるパターン。

ラブリィライブver.

コラボの華やかさを際立たせたパターン。

イベント専用の歓声前兆予告・魚影ステップアップ予告・スペシャル魚群チャンス・ボタンチャージなども登場。イベント終了後に保留連動でジェットアクアゾーンへ進む場合があります。

実機を家庭で動かす場合のイベント起動・時間同期は、電源状態や時計設定等の個体条件によって確認が必要です。ホールでの全台同期イベントが家庭環境で必ず同じタイミングに起こるとは限りません。

スーパーアクアチャンス――右打ちST専用演出

全大当り後に移行するスーパーアクアチャンスは電サポ50回の右打ちST。ST中は電チュー15Rが50%を占めるだけでなく、予告やリーチも専用のバリエーションに変化します。

図柄オーラ予告

オーラの色やキャラクターのカットインで展開を示唆する先読み。

チャレンジルーレット予告

扉の色・キャラクターなどで発展先が変わるST専用予告。

ハンマーチャレンジ

ハンマーでクジラッキーを救うST専用のチャレンジ。

スイカ割りチャレンジ

ボタンを使う夏のミニゲーム型リーチ。ワリン登場にも注目。

アタック一発チャンスは成功すれば15R大当り濃厚とされる注目演出。大当りを重ねたときの15R比率と合わせて、ST中のゲーム性を象徴します。

クリオネチャンス――STラスト4回転の専用ルーレット

本機ではSTラスト4回転に「クリオネチャンス」が登場します。クリオネが運ぶ玉と球体アクアビジョン、ルーレットを結び付けた演出で、終盤の大当りを告知します。

クリオネが運ぶ玉の色(赤・金)、アクアビジョンから玉が落ちる際の演出、ルーレットの大当りマス数などで期待感が変化。Vやクジラッキーボーナスの表示にも注目します。

通常の大海系STと同じと思い込まず、「最後の4回転に専用ゲームを設けた甘デジアクア」として記録しておきたい点です。

リーチ・予告の主な見どころ――魚群から全回転まで

3モードに共通する魚群予告・珊瑚礁系リーチ・マリンちゃんリーチを軸に、アクアビジョンと吉木りささん固有のプレミアムが差し込まれます。期待度はモードや細部のチャンスアップによって変わります。

  • 魚群予告:海物語の代表演出。いずれの通常モードでも大チャンスの目印。
  • 珊瑚礁系リーチ:珊瑚礁のエフェクト、アクアビジョンの流星群に注目。
  • マリンちゃんリーチ:親指を立てる動作、アクアビジョンの演出変化がチャンスアップ。
  • アクアフラッシュ:球体液晶の太陽化による一発告知。
  • りっちゃん全回転:吉木りさコラボの15R大当り濃厚プレミアム。
  • アタック一発チャンス:右打ちST中、成功すれば15R大当り濃厚。

特定の演出が「大当り濃厚」とされても、機種資料上の演出法則を示す表現であり、現物の故障や誤動作を保証するものではありません。

吉木りさコラボ曲――日本コロムビアの2014年公式発売記録

遊技機の楽曲面にも公式記録があります。日本コロムビアは2014年6月2日に、配信限定ミニアルバム『CRA海物語AQUA with 吉木りさ SONG COLLECTION』を発売。機種の導入時期と一致する公式音楽資料です。

  1. PERMANENT SUMMER
  2. もっともっとくじらっきー
  3. Flying Sparkling☆☆☆
  4. ラブリィ・ラブリィ・ラブリィ
  5. ボクは風になる

ゲームのライブ演出を長期保存用の情報として振り返る際、当時リリースされた楽曲の存在も重要な手掛かりです。日本コロムビア公式ディスコグラフィを見る ↗

CR海物語アクア・白海SAE5・PA新海との違い

表は左右にスクロールできます。

比較点本機通常版アクアSAE5PA新海物語
発売・導入年2014201420172022
対象CRA海物語アクアwith吉木りさCR海物語アクア(通常版)CRAスーパー海SAE5PA新海物語
大当り確率約1/99.9ミドル系(別スペック)約1/89.8約1/99.9
高確率の特徴ST50回100%ST100回100%ST5回100%ST5回100%
当たり後の注目点右打ちST50回・15R比率右打ちST100回・ミドル系ST5回+複数時短突然時短・遊タイム
独自演出吉木りさ/球体液晶アクアビジョンハワイ/マリン/海秘境/オーロラ/カメ

2014年の通常版アクアは本機と同じ題材・球体液晶を持ちますが、ST100回のミドル機。2017年の「白海SAE5」はST5回、2022年の「PA新海物語」は突然時短と遊タイムを備え、当選までの流れが大きく違います。異なる年代の数値を同じ系列だからと混ぜないことが重要です。

吉木りさ版アクアの発表会・実機プレーを動画で見る

2014年の新機種発表会と、海・探索・リゾートの3モードを遊ぶ映像を紹介。吉木りささんとのコラボ演出を確認できます。

2014年・発表会記録

ニコナナ超速ニュース|CRA海物語アクアwith吉木りさ

2014年4月17日の三洋新機種内覧会を取材した2014年公開動画。本機ASAを明記。 YouTubeで見る ↗

ASA実機プレー

海物語AQUA with 吉木りさ99ver.|実機映像

2024年公開。投稿者が型式ASA・ST50回・確変1/70.62を明記した本機の遊技映像。 YouTubeで見る ↗

3モードの実演

パーラー華ぱぱ|CRA海物語アクアwith吉木りさ

2025年の実機アーカイブ。海/探索/リゾートの切り替え時刻が記載されている。 YouTubeで見る ↗

YouTubeの再生や公開状況は配信元に依存します。動画の全場面を個別確認したものではありません。

家庭用実機での観察ポイント――アクアビジョンと楽曲

この機種ならではの確認点は球体液晶「アクアビジョン」・8個保留用の入賞口・吉木りささんの映像と楽曲・ST右打ち動作です。一般的な電源や音量に加え、これらの動作が残っているかを確認すると、実機資料としての価値も保てます。

アクアビジョン

球体の表示異常・同期不良・発光ムラの有無。

スペシャル魚群タイム

時計連動・イベント用楽曲・ライブ映像の動作状態。

ハンドル・入賞口・右打ち

左打ちから電サポへの切替、ラッキー8チャッカーと保留表示。

電源・音・設置

家庭用100V対応、循環仕様、音量調整、役物音、安定設置。

一般的な整備・オプションの意味は、オプションガイド、騒音対策、設置スペースで確認できます。

参考資料――振り分け差異を含む出典・姉妹サイト案内

歴史的なスペック資料を長期保存するため、メーカー公式・機種データベース・当時の発表会映像・楽曲発売元の資料を掲載しています。ヘソ15R比率は複数媒体の数字が一致しないため、相違を明記しました。

  1. SANYO公式・2014年機種の待受画像一覧――本機の掲載を確認できるメーカー公式資料。
  2. HAZUSE DATA・大当り振り分け(ASA)――導入日、確率、ヘソ15R26%/5R64%、電チュー15R50%。
  3. P-WORLD・CRA海物語アクアwith吉木りさ――アクアビジョン、3モード、スペシャル魚群タイム、ST専用演出。
  4. K-Navi・大当り振り分け(ASA)――異説のヘソ15R2%/5R88%を確認。
  5. 海まにあ・機種資料――演出やK-Naviと同じ振り分けを掲載。
  6. 日本コロムビア・吉木りさコラボ曲2014年版――公式楽曲とリリース日。
  7. ニコナナ超速ニュース・2014年4月の発表会――当時の新機種内覧会を取材した映像。

運営:有限会社グローバルスタンダード。データの不一致を除外して断定しないこと、同一シリーズの異型式の数値を流用しないことを編集方針としています。