CRAスーパー海物語SAE5とは――「白海」を継いだ2017年の遊パチ
CRAスーパー海物語SAE5は、2017年1月10日に導入された三洋物産の遊パチ・甘デジです。2016年のミドル機「CRスーパー海物語M55X3」へ追加された遊パチ仕様として、2006年の初代「CRスーパー海物語SAE」(通称・白海)のゲーム性を継承しました。
大当り後はすべてST5回へ移行し、ST終了後に20・45・95回の時短が付きます。先代の遊パチで愛された短いSTと海物語のシンプルなリーチを残しながら、15Rと最長100回電サポを追加。ミドル機の確変ループとは異なる遊技設計です。
基本スペック――約1/89.8・ST5回・確変突入100%
| 正式機種名・型式 | CRAスーパー海物語SAE5 |
|---|---|
| メーカー | 三洋物産(SANYO) |
| 導入開始日 | 2017年1月10日 |
| タイプ | 遊パチ/ST5回+時短の100%ST突入タイプ |
| 通常時大当り確率 | 1/89.898(約1/89.8) |
| ST中大当り確率 | 約1/8.9 |
| ST突入割合 | 100%/大当り終了後5回転まで |
| ST後の通常時短 | 20回/45回/95回 |
| 電サポ総回数 | 25回/50回/100回(ST5回を含む) |
| ラウンド/カウント | 6R・15R/7カウント |
| アタッカー賞球 | 12個 |
| 賞球構成 | 4&3&12&3 |
| 6R大当り払出 | 504個(6R×7C×12個) |
| 15R大当り払出 | 1,260個(15R×7C×12個) |
| 大当り振り分け | 15R確変2%/6R確変49%/6R確変49% |
| 遊タイム・潜伏確変・小当り | なし |
※払出個数はアタッカーへの規定カウント入賞を前提とした計算値。発射玉や電サポ中の増減を差し引いた実際の獲得玉数ではありません。SANYO公式機種ページ、P-WORLD、ダイナムの機種データと照合しています。
大当り振り分け――15R2%、6Rが98%
全大当りが確変(ST5回)となるため、同じ6Rでも「電サポ25回」と「電サポ50回」では、ST後の引き戻しチャンスに差があります。15Rには最長の電サポ100回が付与されます。
表は左右にスクロールできます。
| 大当り種別 | 割合 | 払出個数 | ST5回後の時短 | 電サポ合計 |
|---|---|---|---|---|
| 15R確変 | 2% | 1,260個 | 95回 | 100回 |
| 6R確変・時短45回 | 49% | 504個 | 45回 | 50回 |
| 6R確変・時短20回 | 49% | 504個 | 20回 | 25回 |
ゲームフロー――ST5回のあと時短20・45・95回
遊技中は通常時・ST中・時短中とも基本は左打ち。図柄揃いの大当り終了後に、5回の高確率STと振り分けに応じた時短を消化します。5回のST中に再度当選した場合は、新しい大当り後のST5回から再開します。
大当り → ST5回 → 時短95回。電サポ合計100回。
大当り → ST5回 → 時短45回。電サポ合計50回。
大当り → ST5回 → 時短20回。電サポ合計25回。
奇数図柄で当たれば電サポ50回(ST5+時短45)以上、偶数図柄なら25回または50回。15R時は100回濃厚という法則もあります。図柄の奇数・偶数だけでST突入率に違いは生じません。すべての大当りでST5回に入ります。
ST5回の約44.9%と電サポ別の引き戻し期待度
ST5回転で1回以上大当りを引く理論確率は約44.9%(ST中約1/8.9として計算)です。STに当選しなかった場合のみ、残る通常確率の時短で引き戻しを狙います。
表は左右にスクロールできます。
| 遊技状態 | 高確率ST | 低確率時短 | 1回以上大当りの理論期待度 |
|---|---|---|---|
| ST5回のみ | 5回 | なし | 約44.9% |
| 電サポ25回 | 5回 | 20回 | 約55.9% |
| 電サポ50回 | 5回 | 45回 | 約66.7% |
| 電サポ100回 | 5回 | 95回 | 約81.0% |
理論式:STのみは 1-(1-1/8.9)^5、電サポ合計では 1-(1-1/8.9)^5×(1-1/89.898)^時短回数。専門誌掲載の丸め値と約0.1~0.4ポイント程度異なる場合があります。ヘソ保留・電チュー保留の残りや実際の電サポ挙動はここに含めていません。
海・マリン・ハワイ――選べる3つの演出モード
基本の図柄ゲームは共通ですが、各モードの予告・専用リーチが異なります。待機中・変動中に選択できる3モードは、2016年ミドル版「CRスーパー海物語M55X3」と共通する重要な要素です。
泡予告・魚群予告と、珊瑚礁・黒潮・マリンちゃんリーチなどの定番演出で勝負するシンプルな海。
マリンちゃんの仕草・アングル・ズームアップなどの動きを楽しむモード。カジキリーチやワリンチャンスが専用演出。
ハワイのフラダンサーや南国の演出が特徴。ステップアップ、マンボウ、フルーツ・スコール・ワリンリーチなどモード固有の演出を収録。
「ハワイモード」は「沖縄モード」とは異なります。沖縄モードを備える沖縄シリーズと、2017年の本機を混同しないために区別して記載しています。
海モード――珊瑚礁・黒潮・マリンちゃんリーチ
海モードは海物語らしい基本パターンを中心に楽しむ設計です。リーチ後の泡・魚群と、スーパーリーチへの発展先が分かりやすいのが魅力です。
通常の泡より大きな泡はチャンス。出現した予告の組み合わせとリーチ発展に注目。
海物語を象徴する大チャンス予告。魚群が流れてからどのスーパーリーチへ発展するかに注目。
図柄の奥に現れる珊瑚礁の演出を楽しむ定番のスーパーリーチ。
黒潮の流れとマリンちゃんの登場を中心とする定番リーチ。ノーマルリーチからの発展もある。
海モードの珊瑚礁・黒潮・マリンちゃんリーチはP-WORLDに本機の演出として掲載されています。
マリンモード――アングル・仕草・カジキ・ワリンチャンス
マリンモードはマリンちゃんの動き・表情を観察する楽しさを強調します。カメラのアングル変化で発展先や期待度を示唆します。
右方向はリーチのチャンス、左方向はスーパーリーチ発展のチャンス、上方向もチャンス。マリンの視線の先に注目。
マリンちゃんの表情や仕草が2回発生すればチャンス。変動開始時にズームアップすればスーパーリーチへ発展する可能性。
マリンモード専用の注目演出。発生した時点でチャンス。
同じ図柄3つの停止を契機に発展する専用演出。シングル・ダブルで魚群などの出現パターンが変わる。
ワリンチャンスのダブルリーチでは魚群に注目。海モードと比較すると、同じ大当りの確率でも予告や発展の見せ方が違うことが分かります。
ハワイモード――フラダンサー・スコール・ワリン
ハワイモードでは、フラダンサーを使うステップアップ予告が中心になります。ステップが進むほど発展期待度が上昇し、最後に登場する人物やアイテムでスーパーリーチの行き先を示唆します。
表は左右にスクロールできます。
| ステップアップで見える内容 | 示唆するリーチ・状況 |
|---|---|
| フラダンサー(ステップ1~2) | フラダンサーの人数増加で発展の期待 |
| ハワイ娘・マラカス | フルーツリーチに発展する可能性 |
| ハワイ娘・強風 | スコールリーチに発展する可能性 |
| マリンちゃん | マリンちゃんリーチの可能性 |
| ワリン | ワリンリーチの可能性 |
リーチ後のボタンPUSHや、ハワイモードでのマンボウ予告も見どころです。フルーツ・スコールに加えてワリンリーチは発生した時点でチャンスとされています。
大当りの見どころ――6Rと15R、奇数図柄・偶数図柄の法則
本機は98%が6R大当り、2%が15R大当りです。15Rの払出は6Rの2.5倍。どちらもST5回から始まりますが、電サポ総回数が大きく異なります。
払出504個。電サポ25回(49%)と50回(49%)に分かれる。
払出1,260個。ST5回+時短95回で電サポ合計100回。
電サポ50回以上が濃厚。偶数図柄当選でもST突入率は同じ100%。
ラウンド昇格や図柄の違いで電サポ回数を予想。6Rの割合が大きい機種だからこそ15Rの稀少性が際立つ。
2016年ミドル版の「15R確変・15R通常」の区別は本機にそのまま当てはまりません。こちらはすべてST5回の確変大当りです。
2006年の初代「白海」から2017年SAE5へ
2006年の「CRスーパー海物語SAE」は、海物語シリーズ初の遊パチとして登場し、白い筐体の印象から「白海」の愛称で親しまれました。SANYOの公式「SANYOライブラリ」でも2006年版が紹介されています。
2016年にスーパー海物語が新筐体・新演出で復活し、2017年1月には遊パチSAE5が追加。約1/89帯・ST5回+時短という基本骨格を継ぎつつ、2017年版では新たに15Rと電サポ100回を搭載しています。
2016年ミドル・2017年白海・3Rシリーズとの違い
似た名前の「スーパー海物語」と「海物語3R」でも、遊技システムはさまざまです。SAE5の特徴はST5回+時短と15R2%。確変ループ機や他の甘デジの値を流用しないことが重要です。
表は左右にスクロールできます。
| 機種 | 導入 | 通常時 | 確変・ST仕様 | 時短・電サポ | 大当りの中心 |
|---|---|---|---|---|---|
| CRAスーパー海物語SAE5 | 2017年1月 | 約1/89.8 | 100%・ST5回 | 電サポ25/50/100回 | 6R、15R2% |
| CRスーパー海物語M55X3 | 2016年8月 | 約1/319.6 | 54%・次回まで | 通常後時短100回 | 15R |
| CRA海物語3R | 2016年2月 | 約1/99.9 | 50%・次回まで | 通常後時短33回 | 5R |
| PA海物語3R2 | 2020年1月 | 約1/99.9 | 50%・次回まで | 通常後時短33回 | 5R、10R4% |
| PA海物語3R3 | 2025年6月 | 約1/99.9 | 51%・次回まで | 通常後時短40回 | 5R、10R5% |
ミドルM55X3は同じハワイを舞台にした2016年版ですが、SAE5のST5回仕様とは異なります。3R系は主に「次回大当りまでの確変ループ」で、今回のSAE5とは区別してください。
白海SAE5の発表会・実機プレーと初代2006年版
2017年発売のSAE5を紹介する発表会や遊技動画に加え、2006年の初代白海も見比べられます。初代とSAE5では型式やゲーム性が異なります。
配信元が埋め込みを許可していない場合は各カードのYouTubeリンクから視聴してください。動画の再生可否は提供元設定に左右されます。
海物語シリーズ・メーカー図鑑・動画館・用語集へ
家庭でSAE5を遊ぶ際に確認したい機種固有の部分
家庭用に整備された中古実機では、音量や球循環だけでなく、ハワイモードのボタン反応、マリンモードのアングル予告、電サポ25/50/100回の挙動を確認すると機種の特徴を楽しめます。
待機中・変動中のモード切替、ハワイモードのスーパーリーチ中ボタン入力に反応するか。
2017年発売の中古実機として画面表示、レバー・ハンドル、ワープ、ガラス・LEDの状態。
電サポ中の玉送り・電チュー動作。家庭用循環仕様によって球の動きが異なる場合。
家庭用100V加工、音量調整、スピーカー・役物音、設置場所と台の安定性を確認。
改造された家庭用実機の挙動と、ホール出荷時の遊技仕様を区別して紹介しています。中古個体の状態・付属品・保証は販売先へ確認してください。
メーカー一次資料・専門媒体・関連映像
2017年SAE5について公開されているメーカーと専門媒体の機種別情報を照合しました。STを含めた電サポ総回数と、その後の時短回数は特に混同しやすいため、両方併記しています。
- SANYO公式:CRスーパー海物語/CRAスーパー海物語SAE5スペック ――対象機種そのもののメーカー資料。
- P-WORLD:CRAスーパー海物語SAE5 ――確率・電サポ、3モード、予告・リーチ・図柄法則。
- パチンコビスタ:SAE5 ――ラウンド振り分け2/49/49%と時短内訳。
- ダイナム:CRAスーパー海物語SAE5 ――大当り1/89.898・払出・電サポ数。
- パチ&スロ必勝本:スーパー海物語SAE5基本スペック ――導入日、ST5回の連チャン期待度、15R。
- ニコナナ:2016年11月展示会映像 ――本機専用の展示会映像。
- パワフル★パチンコ:SAE5実践 ――本機専用の実機動画。
- 【公式】SANYOライブラリ:CRスーパー海物語SAE(2006年) ――初代白海を示す別機種の歴史資料。
運営:スリーピースドットネット/有限会社グローバルスタンダード。各数値は型式SAE5に対応する資料を優先し、初代SAEと2016年M55X3を混同しない構成にしています。





