PA新海物語ARBB 2022年モデルの実機写真
PA新海物語 ARBB/2022年8月22日導入/三洋物産

パチンコ機種図鑑 | 2022年 | ST+突然時短「サポートタイム」

PA新海物語

大当りがなくてもカメが時短を運んでくる。全大当り後のST5回+時短に加え、ハズレ変動から突然始まる「サポートタイム」と遊タイムを搭載。新海物語のカメ役物が、通常時・リーチ・時短継続で活躍する2022年の甘デジです。

2022年8月22日型式ARBB甘デジ・ST100%c時短 約1/199.8遊タイム299回転
約1/99.9通常時大当り
約1/9.9ST中の確率
5回全大当り後のST
本機最大のポイント:大当り後は電サポ25/50/304回(ST込み)。長時間サポートはST5+時短299+遊タイム379=合計683回まで継続するケースがあり、通常時の突然時短20/40/100/379回とは別の抽選です。

PA新海物語とは――2022年の「カメが運ぶ時短」を備えた遊パチ

PA新海物語(型式:PA新海物語ARBB)は2022年8月22日に導入された三洋物産の甘デジ・遊パチです。メーカーは2022年6月3日に発表。2002年から続く「新海物語」の世界観を現代の遊技環境に合わせて展開し、ウミガメを主役にした演出と新時短システムを組み合わせています。

最大の特徴は、大当り約1/99.9に加え、約1/199.8で通常変動から突然時短が発生すること。時短中は大当り確率自体が高くなるわけではありませんが、電チューサポートによって通常時にも新しいチャンスが生じます。遊タイムと合わせ、「大当り以外の契機でも電サポ状態が始まる」海物語です。

別機種と区別:本ページは2022年の「PA新海物語ARBB」です。2010年代の「CR新海物語 With アグネス・ラム」や2023年のスマパチ「e新海物語349」とは型式・大当り確率・時短の仕組みが異なります。

機種スペック――約1/99.9・ST5回・c時短・遊タイム

正式機種・型式PA新海物語ARBB
メーカー三洋物産(SANYO)
導入日2022年8月22日
大当り確率(通常時)約1/99.9
大当り確率(ST中)約1/9.9
ST突入率・回数100%・5回転
図柄揃いの大当り振り分け10R確変4%、5R確変6%、5R確変57%、5R確変33%
大当り後の電サポ25/50/304回(ST5回を含む)、条件により実質683回まで継続
突然時短(c時短)約1/199.8(通常時の非大当り変動で抽選)
サポートタイムの時短20/40/100/379回
遊タイム低確率状態299回転消化後、時短379回
ラウンド・カウント5R・10R/10カウント
賞球数3&2&4&10
大入賞口賞球10個
5R払出500個(5R×10C×10個)
10R払出1,000個(10R×10C×10個)
保留・打ち方8個保留/左打ち遊技
通常時の演出モード海・秘境・オーロラの3モード
型式ごとの設定・ラッキートリガー本型式に設定・ラッキートリガーなし

※払出は規定カウントによる理論払出。実際の差玉は発射球・オーバー入賞・電サポ中の球増減で変動します。低確率回転のカウント条件や遊タイム再発動については後述します。SANYO公式機種・発表資料、P-WORLD、一撃・ハズセと照合。

大当りの振り分け――10R4%・5R6%・57%・33%

ヘソと電チューの大当り振り分けは同じです。大当り後はすべてST5回転に入り、時短の長さとラウンド数が振り分けられます。最も長いロング時短は10Rの4%に加え、5Rの6%にも用意されています。

表は左右にスクロールできます。

大当り種別割合払出(理論値)ST終了後標準電サポ
10R確変4%1,000個時短299回→条件成立時に遊タイム379回304回+遊タイム379回
5R確変・ロング6%500個時短299回→条件成立時に遊タイム379回304回+遊タイム379回
5R確変・時短45回57%500個時短45回50回
5R確変・時短20回33%500個時短20回25回
ロング時短は「10Rだけ」ではありません:10R確変4%と5R確変6%の合計10%で、ST5回+時短299回を獲得します。「299回の通常確率時短を抜けた後の遊タイム379回」を含めると、合計683回の電サポとなる場合があります。

ゲームフロー――大当り→ST5回→チャンスタイム

基本は通常時・時短時・ST時とも左打ち。大当りすると5回転の高確率STが始まり、STで当選しなければ種別に応じた低確率時短へ進みます。ST中に大当りすれば新たな大当り後の5回転から再スタートします。

偶数図柄の5R大当り

通常はST5回+時短20回=電サポ25回。

奇数図柄の5R大当り

通常はST5回+時短45回=電サポ50回。

10Rまたは一部の5R

ST5回+時短299回。状況によって299回転経過後に遊タイム379回へつながる。

サポートタイム

図柄が揃わない変動の一部から開始。20/40/100/379回の時短が抽選される。

チャンスタイム終了間際に「SUPERサポートタイム」へ昇格するケースもあります。左打ち中のカメ役物による時短継続演出が、本機独自の楽しみです。

突然時短「サポートタイム」の仕組みと4段階振り分け

通常時には、図柄揃いの大当りとは別に約1/199.8でc時短(突然時短)が発生します。ハズレ目やスーパーリーチハズレのあと、ウミガメが玉手箱を運んでくれば時短突入のチャンス。図柄揃いなしで電サポへ入るため、通常のST大当りとは区別されます。

サポートタイムの時短回数は次の振り分け。通常時の大当り1/99.9とc時短1/199.8を単純合算すると、どちらかに当選する確率は約1/66.6です。ただし、c時短自体は大当りではなく出玉を約束する抽選でもありません。

表は左右にスクロールできます。

c時短の内容振り分け大当りが引けない場合の動き
時短20回50%規定回転終了時に延長するケースもある
時短40回40%規定回転終了時に延長するケースもある
時短100回9%継続演出によって長時間モードへ昇格する場合あり
時短379回1%SUPERサポートタイムへ移行

20回/40回の「ラスト」の次変動でカメ役物が作動すると延長が告知されるケースがあります。魚群予告がハズレた場合は時短40回以上のサポートタイムが示唆されるなど、ハズレ後にも意味がある設計です。

遊タイム299回転→379回――SUPERサポートタイム

低確率状態を299回転消化すると、遊タイムとして時短379回転が発動します。これは確変状態になるのではなく、通常確率約1/99.9のまま電サポが続く機能です。時短379回の理論大当り期待度は約97.8%です。

発動条件

低確率状態を299回転消化。高確率のST5回をそのまま通常時299回として数えてはいけません。

発動時の回数

時短379回転。低確率約1/99.9で抽選されるため当選確約ではありません。

大当り後ロング時短

ST5回+低確率時短299回が終わると遊タイム379回に連結する条件があり、合計683回転の電サポへ。

再発動に関する注意

遊タイムをすべて消化したあとは、再び低確率299回転を消化しても次の遊タイムが発動しない場合がある仕様です。

「時短299回」と「遊タイム379回」は別物:大当り後に獲得する時短299回と、規定の低確率回転で発動する遊タイム379回を加算すると678回。先頭のST5回を含めた電サポ合計が683回です。「遊タイム299回・時短379回」と逆に書かないよう注意してください。

当選期待度――ST5回・チャンスタイム・遊タイムの数値

ST中の約1/9.9と通常時の約1/99.9を分けて計算した理論値です。大当り確率と突然時短当選確率は別抽選なので、下の計算には突然時短の発生・継続による追加抽選を含めていません。

表は左右にスクロールできます。

消化する区間使用確率1回以上の図柄揃い期待度
ST5回のみ1/9.9を5回約41.3%
ST5回+通常時短20回ST1/9.9×5+通常1/99.9×20約52.0%
ST5回+通常時短45回ST1/9.9×5+通常1/99.9×45約62.7%
ST5回+通常時短299回ST1/9.9×5+通常1/99.9×299約97.1%
通常時短379回(遊タイム)通常1/99.9を379回約97.8%
通常時短20回(c時短)通常1/99.9を20回約18.2%
通常時短40回(c時短)通常1/99.9を40回約33.1%
通常時短100回(c時短)通常1/99.9を100回約63.4%

計算式:STのみ 1−(1−1/9.9)^5、ST+時短 1−(1−1/9.9)^5×(1−1/99.9)^n、時短のみ 1−(1−1/99.9)^n。表示の丸め、実際の残保留・電サポ延長・遊タイム状況によって結果は変わります。

海・秘境・オーロラ――3つの専用演出モード

新海物語シリーズらしく、通常時は海モード/秘境モード/オーロラモードの3つから選択できます。3モードで大当りの確率は変わりませんが、予告の見せ方とボタンの活躍が異なります。

海モード

泡予告・魚群予告・大泡予告が中心のシンプルモード。スーパーリーチ発展時のカメ役物ウェーブにも注目。

秘境モード

スーパーリーチ後のボタンPUSH演出が特徴。3匹のカメ役物からPUSHボタンを持つカメが現れる「カメルート」を搭載。

オーロラモード

ステップアップ型のカメ予告が中心。泡音→ピンクカメ→赤カメ→緑カメと展開し、回転・表情・魚群の出方に注目。

2000年代の「新海物語」や2023年のスマパチ349と共通する名称もありますが、ここで説明する専用演出は2022年のARBB版に対応しています。

新カメ演出の法則――カメ役物・ドキドキ目・ウミガメゾーン

本機ではカメが通常時から存在感を発揮し、当落の示唆だけでなくハズレ後のサポートタイムとも連動します。

カメ役物前兆

チャンス目と連動してカメ役物が動く。右ピンク→中赤→緑の3匹が揃うとスーパーリーチに発展する可能性。

ドキドキ目前兆

順目や1・9図柄のY字目でカメ役物の目が点灯。カメ図柄が絡むと期待が高まる。

カメ図柄前兆

停止したカメ図柄の数に注目。3匹なら大チャンスとなり、ウミガメゾーンにもつながる。

ウミガメゾーン

変動開始・リーチ成立・スーパーリーチ中など多彩な場面で突入。外れた場合でもサポートタイム突入が示唆される。

通常時の魚群予告が大当りにならなかった場合、時短40回以上のサポートタイムにつながる法則が特徴。従来の「魚群がハズレたら終わり」という見え方と違う点です。

専用リーチと予告――ウリカメチャンス・珊瑚礁・黒潮

珊瑚礁・黒潮・マリンちゃんといった海物語の定番リーチに加え、新海を象徴する「ウリカメチャンス」が搭載されています。

ウリカメチャンス

1~5図柄のΣ目停止から発展の可能性。ボタン連打でカメ役物3匹がすべて動けば大当りを示唆する。

珊瑚礁リーチ

珊瑚礁の頂点が普段より高い場合はチャンスアップ。

黒潮リーチ

潮の流れの速さに注目。通常より速ければ期待度アップ。

マリンちゃんリーチ

ダブルラインで発生。マリンちゃんの指差し幅が狭ければチャンス。

ワリンチャンス

海モード以外で発生する高期待度リーチ。ダブルライン時の魚群に注目。

魚群・ぶるぶるチェンジ

魚群は代表的な強予告。泡が魚群へ昇格する「ぶるぶるチェンジ」も搭載。

リーチ演出・チャンスアップはP-WORLD、ハズセ(2022年ARBB)に掲載された内容を元に整理しています。演出信頼度はモード・発生状況・My海設定により変化します。

My海カスタム6項目――「水着&告知音」も選べる

ARBB版のMy海カスタムは6項目。魚群・告知・前兆の頻度を設定できるだけでなく、歴代シリーズのマリンちゃんの水着と告知音を選べます。2019年版3R2や2025年3R3のカスタム項目を流用しない構成です。

表は左右にスクロールできます。

カスタム項目選択肢見どころ
魚群期待度75%/100%/出現しない魚群出現時の期待度・頻度バランス
告知頻度30%/100%/出現しない一発告知の発生バランス
告知方法いつもの/ひっそり無音の光だけで告知する設定
予告頻度ふつう/少なめリーチ成立前などの予告頻度
前兆予告ふつう/少なめ/出現しない先読み演出の発生頻度
水着&告知音新海/大海/スーパー海/沖縄/地中海歴代シリーズ風の水着・一発告知音

選択肢はP-WORLDの2022年「PA新海物語」機種ページに基づきます。他の海物語シリーズの「先バレ魚影」「ラッキーウィンドウ」は本機のMy海項目ではありません。

5R・10Rの見どころと図柄法則

10Rは4%と希少ですが、5Rでもロング電サポに入る6%があります。つまりロング時短の一部はラウンド数からは判断できません。

10R確変4%

払出1,000個。大当り後はST5回+時短299回、さらに遊タイムにつながる長時間サポート。

5R確変6%

払出500個でもロング時短へ。同じ5Rの大当りが必ず時短20/45になるわけではない。

5R確変57%

払出500個、通常はST5回+時短45回。

5R確変33%

払出500個、通常はST5回+時短20回。

図柄揃いの違いで電サポの通常パターンを判別する一方、10R・ロング時短への昇格演出が存在します。通常図柄に見えても本機は全大当りでST5回へ移行します。

2022年新海と「白海」「3R」「新海349」の違い

海物語にはSTタイプ・確変ループタイプ・スマパチが並存します。「海物語だから同じスペック」とは考えず、型式と導入年で比較することが重要です。

表は左右にスクロールできます。

機種導入年通常時高確率・確変特色
PA新海物語ARBB2022約1/99.9ST5回・100%突然時短+遊タイム299/379
CRAスーパー海物語SAE52017約1/89.8ST5回・100%電サポ25/50/100回・15R2%
PA海物語3R22020約1/99.9確変50%・次回まで時短33回・10R4%
PA海物語3R2スペシャル2022(地域により2021)約1/99.9確変75%・次回まで通常後時短20回・SPループ
e新海物語3492023約1/348.5確変62%・次回までスマパチ・Cタイム搭載、遊パチARBBとは別仕様

2023年のe新海物語349の専用図鑑ではスマパチ側の仕様を比較できます。ARBBは遊タイム搭載の玉を使う遊パチです。

PA新海物語の動画を見る|ショート・公式PV・カメ演出

ショート動画2本と、SANYO公式のPV・試打動画を掲載しています。公式映像ではサポートタイムやカメ役物など、本機ならではの見どころを確認できます。

ショート動画①

新海物語|ショート動画①

短い動画を再生できます。撮影されている場面は動画でご覧ください。 YouTubeで開く ↗

ショート動画②

新海物語|ショート動画②

短い動画を再生できます。気になる場面を手軽に確認できます。 YouTubeで開く ↗

SANYO公式PV

【公式PV】PA新海物語

SANYO公式チャンネルの2022年6月公開PV。サポートタイムと新しいカメ演出を紹介。 YouTubeで開く ↗

SANYO公式・試打動画

【超速体感MOVIE】PA新海物語

メーカー公式の本機試打映像。新時短サポートタイムと3匹のカメ役物の動きを紹介。 YouTubeで開く ↗

クリックするまで外部動画プレイヤーを読み込まず、読み込み負荷を抑えています。埋め込みが配信者側で禁止されている場合は「YouTubeで開く」から視聴してください。

家庭用実機で「新海物語ARBB」を楽しむときの確認点

本機はカメ役物による突然時短の告知・継続、スーパーサポートタイムへの昇格が楽しみの中心です。家庭用実機ではボタンだけでなく、カメ役物や電チュー、カスタム設定の操作も確認すると良いでしょう。

カメ役物・ランプ

3匹のカメが左右・上下に動くか。エンブレム点灯・ウミガメゾーンの動作。

ボタンとMy海

秘境モードのカメルート、オーロラのタッチ、My海の設定・水着・告知音切替。

電サポ・遊タイム

サポートタイム突入時の電チュー動作とゲーム画面。ホール用データ表示と内部カウントにずれがないか。

家庭用加工の個体差

100V対応、循環加工、玉不要方式、音量調整。電サポ中の球の挙動は加工方式によって違う。

中古実機は液晶・カメ役物・ボタン・ランプ・スピーカー・ハンドルの状態も個体差があります。家庭用実機の商品仕様は販売時の整備・加工によって異なります。

メーカー一次資料・専門サイトと姉妹サイト案内

型式ARBB(2022年)に該当する公式資料と専門サイトを優先し、e新海物語349などの別型式は振り分け・時短内訳を混ぜずに参照しています。

  1. SANYO公式発表:PA新海物語ARBB(2022年6月3日) ――メーカー・型式・導入予定日。
  2. SANYO公式機種ページ:PA新海物語 ――突然時短・カメ役物・モード・スペック。
  3. P-WORLD:PA新海物語 ――ST5回、c時短、遊タイム、モード別予告とリーチ。
  4. でちゃう!:PA新海物語 大当り・c時短振り分け ――4/6/57/33%、50/40/9/1%の数値。
  5. HAZUSE DATA:PA新海物語 ――期待度・演出・モード・信頼度。
  6. SANYO公式PV:PA新海物語 / 公式超速体感MOVIE ――本機専用のメーカー動画。

運営:スリーピースドットネット/有限会社グローバルスタンダード。数値は公開資料の丸め表記に合わせ、ST5回、時短、遊タイム、c時短を分けて記述しました。