CRAデラックス海物語with T-ARA(型式ASB)の実機・盤面写真
CRAデラックス海物語with T-ARA|三洋物産・2013年導入

パチンコ実機図鑑 | 2013年 | デラックス海物語・T-ARAコラボ

CRAデラックス海物語with T-ARA

デラックス海物語の甘デジ版として、K-POPグループ「T-ARA」とコラボ。大当り後は必ずST5回、さらに時短20・45・95回を付与。ティアラッキーボーナス、巨大なデラックスフラッシュ、カニばさみ保留など、2013年ならではの「海」の演出を残す1台です。

2013年2月4日導入型式ASBST5回・突入100%16R比率合計10%海・ダイビング・バカンス
1/99.902通常時大当り確率
約41.0%ST5回中の当選期待度
6種類大当りのラウンド振り分け
専門資料としての方針:2012年のミドル版と2013年ASBの仕様を混同せず、型式・ゲームフロー・T-ARA専用演出を残します。実機写真は元ページから引き継いでいます。

CRAデラックス海物語with T-ARAとは?――2013年の甘デジ特別仕様

「CRAデラックス海物語with T-ARA」は、三洋物産が2013年2月4日に導入した「CRデラックス海物語」の甘デジ・コラボ機です。型式はCRAデラックス海物語ASB、検定番号は2P1245。2012年のミドル「HMB/MMC」とは抽選確率・ラウンド配分が異なり、T-ARAとのタイアップ内容が加わっています。

通常時約1/99.9、確変時約1/9.99で、すべての大当り後に5回転のSTを付与。ST終了後の時短は20・45・95回の3種類です。16Rの割合が合計10%ある点に加え、ラウンドアップ式の「ティアラッキーボーナス」やT-ARAの楽曲を搭載したことが、他の甘デジ海物語との違いです。

型式の区別:このページは2013年のASB(with T-ARA)専用です。2012年の「CRデラックス海物語HMB/MMC」や別の時代の海物語の振り分けを流用していません。

基本スペック――ST5回100%/通常時1/99.902

P-WORLD、パチンコビスタ、パチ&スロ必勝本など、当時の詳細データで照合した本機ASBのスペックです。

機種名/正式型式CRAデラックス海物語with T-ARA/CRAデラックス海物語ASB
メーカー三洋物産(SANYO)
導入日2013年2月4日
検定番号2P1245
分類CR甘デジ・ST機・8個保留
通常時の大当り確率1/99.902
ST中の大当り確率1/9.990
ST突入率100%(すべての大当り後・5回転)
時短ST5回後に20/45/95回
電サポ総回数25/50/100回(ST5回を含む)
大当りラウンド5R/16R、ティアラッキーボーナスの実質4R・8R・16R
カウント・アタッカー賞球7カウント/14個
賞球数3&3&10&14(P-WORLD表記)
理論上のアタッカー払出4R=392個/5R=490個/8R=784個/16R=1,568個
実獲得出玉の掲載例実質4R約360個・5R約450個・実質8R約710個・16R約1,420個(媒体の目安)
遊技手順通常時から大当り・電サポまで左打ち
小当り・潜伏確変搭載なし
遊タイム・ラッキートリガー搭載なし

※払出=ラウンド×7C×14賞球で算出したアタッカー賞球の理論値。平均出玉・実獲得の目安とは区別しています。賞球3&10&14の省略表記もあります。

大当り振り分け――5R/16R/ティアラッキーボーナスの6区分

振り分けは33%+51%+7%+3%+3%+3%=100%です。通常の5R・16Rに加え、ラウンド継続演出を伴うティアラッキーボーナス(実質4R・8R・16R)を別区分として掲載します。

表は横にスクロールできます。

大当り種別割合アタッカー払出計算ST後の時短電サポ合計
5R大当り33%490個20回25回
5R大当り51%490個45回50回
16R大当り7%1,568個95回100回
ティアラッキーボーナス・実質4R3%392個45回50回
ティアラッキーボーナス・実質8R3%784個45回50回
ティアラッキーボーナス・16R3%1,568個95回100回
16R到達割合7% + 3% = 10%

5R33%は最短の25回電サポ、5R51%とティアラッキー実質4R/8Rは50回電サポ、16Rは100回電サポになります。16Rでも通常の図柄揃いとティアラッキーボーナスで演出経路が異なります。

出典:パチンコビスタASB振り分け、2013年の新台情報。数値はヘソ入賞時として公表された6区分を掲載し、電チューとの細かな差が明示されない資料を理由に別の振り分けを創作していません。

ゲームフロー――初当りからST5回+3種類の時短

通常時:1/99.902で大当り抽選(左打ち)
5R/16R/ティアラッキーボーナスのいずれか
ST5回:全大当り共通・高確率1/9.990
時短20回総電サポ25回:5Rの一部
時短45回総電サポ50回:5R・実質4/8R
時短95回総電サポ100回:16R系
電サポ終了後は通常時へ(途中で当たればST5回から再開)

本機は確変ループではなく、すべての大当りでSTが5回転に限定されるタイプです。時短95回と「電サポ100回」を別の遊技状態として重ねて数えないことが大切です。

ST5回の当選期待度と時短別引き戻し率

ST中大当り確率1/9.990、通常時1/99.902から、独立抽選として1回以上当たる理論確率を計算しています。

ST5回中に1回以上大当り1 − (1 − 1/9.990)5 ≒ 40.98%

表は横にスクロールできます。

ST終了後の時短時短部分のみの引き戻しST5回+時短を通した当選期待度
20回18.23%51.74%
45回36.41%62.47%
95回61.55%77.31%

ST5回+時短95回の計100回電サポでは、ST部分と通常確率の時短部分を切り分けた理論値は約77.3%です。掲載値は大当りまでの抽選に関する参考値であり、出玉期待や実際の連チャン数を保証するものではありません。

ティアラッキーボーナス――4R・8R・16Rに昇格する大当り

「ティアラッキーボーナス」は、従来のデラックス海物語にあるランクアップ式大当りを、T-ARAとのコラボ仕様へ置き換えた演出です。専用図柄停止から始まり、ラウンド中の画面タッチに合わせてクジラッキー役物が出現すると、継続演出が成功する仕組みです。

実質4R:3%

ラウンドアップなしで終了。ST5回+時短45回。

実質8R:3%

途中のタッチ演出に成功し、実質8Rまで継続。ST5回+時短45回。

16R:3%

ラウンドアップが最終段階まで成功。ST5回+時短95回。

通常16R:7%

図柄揃い大当りからの昇格など、通常の16Rルート。時短95回。

演出中の成功パターンによって見た目のラウンド数が変わりますが、3%ずつの振り分けは抽選の割合であり、「タッチすると抽選が変わる」という意味ではありません。

T-ARAのコラボ演出――楽曲とマリン&ワリンのステージ

2013年の本機の独自性は、韓国の女性音楽グループT-ARA(ティアラ)とのタイアップです。「Bo Peep Bo Peep」や「Roly-Poly」を含むヒット曲が大当りラウンドで流れ、T-ARAのメンバーとマリン・ワリンを組み合わせたダンス映像を楽しめる仕様です。P-WORLDの紹介では楽曲は全4曲と記録されています。

  • ラウンド中のミュージック:マリン・ワリンとT-ARAを組み合わせた専用ステージ映像。
  • リーチ・予告のカットイン:専用プレミアム演出や、一部の昇格演出でT-ARAの映像が登場。
  • ティアラッキーボーナス:専用図柄とラウンドアップをT-ARA仕様で演出。
  • 記録上の価値:2012年の原作デラックス海と2013年ASBを区別できる、当時の映像文化とのコラボレーション。

楽曲名は公表資料に記載のある2曲を掲載しています。残りの楽曲名については確認できていないのため断定しません。歌詞や楽曲映像の転載は行いません。

演出モード3種類――海・ダイビング・バカンス

海モード

泡予告・魚群予告と、珊瑚礁・黒潮・マリンちゃんリーチ。定番演出を中心に構成するシンプルなモード。

ダイビングモード

「待機魚群予告」「ベルーガチャンス」などの先読み、海中生物やキャラクターの動きに注目するモード。

バカンスモード

ミニキャラのステップアップ予告、プレゼント予告、ピンクのトビウオによる先読みなど賑やかなモード。

抽選確率と振り分けは3モード共通です。違うのは予告の出方やリーチへの発展で、後年の海・マリン・ハワイ系機種と名称を取り違えないよう、本機の3モード名称で整理しています。

海モード――魚群・泡・珊瑚礁・黒潮・マリンちゃん

「海モード」はシリーズの原点を重視したモードです。ノーマルリーチからスーパーリーチへの発展、泡の有無、魚群演出という基本法則を楽しめます。

  • 泡予告:リーチ成立直後に泡が発生。泡の大きさ・量で期待度の違いが生じます。
  • 魚群予告:どのモードでも重要な大チャンス予告。魚群=大当り確定ではありません。
  • 珊瑚礁系リーチ:サンゴ礁の位置を変えたデラックス版のリーチ表現。
  • 黒潮系リーチ:海中を流れる黒潮を使ったスーパーリーチ。
  • マリンちゃんリーチ:マリンが出現する王道スーパーリーチ。単独・複合する予告の違いに注目。

各リーチの具体的な信頼度は保留・予告・モードにより変化するため、単一の「確定値」として扱いません。

ダイビングモード――待機魚群・ベルーガチャンス

ダイビングモードの専用演出は、液晶の奥から魚群が接近する「待機魚群予告」と、連続回数に注目する「ベルーガチャンス」です。

待機魚群予告

画面奥の魚群が徐々に手前へ近づく。LEVEL1→2→3と進行するほどチャンス。

ベルーガチャンス

専用の先読みアクション。連続するほど期待感が高まります。

カニばさみ保留

ダイビング/バカンス共通。役物が動作し、保留の色・アイコンが変化。

図柄前兆予告

同じ図柄の停止が連続する先読み。発生回数やリーチ成立に注目。

魚群が画面の半分近くまで迫るLEVEL3は大チャンスとされます。予告の進行を観察するうえで、海モードとは違う楽しさがあります。

バカンスモード――ミニキャラSU・トビウオ・バナナボート

バカンスモードは小さなキャラクターの動きやボタン操作を使う、3モード中もっとも賑やかな構成です。

  • ミニキャラステップアップ:STEP1からSTEP4まで変化。センターへの登場やジャンプの種類で期待度が変化します。
  • プレゼント予告:箱から飛び出すアイテムやボタン操作によってチャンスを示唆します。
  • トビウオチャンス:ピンクのトビウオが登場する先読み。連続するほど期待度が上がる構成です。
  • バナナボートリーチ:バカンスモードならではのリーチアクション。
  • 魚群・泡予告:海モード共通の基本演出も発展の手掛かりになります。

役物・ギミック――デラックスフラッシュとカニばさみ

「デラックスフラッシュ」は本機を象徴する大型一発告知です。中央へ役物が集まる派手な動きに加え、光だけのショート告知、可動を伴うロング告知など、告知の表現が複数あります。

デラックスフラッシュ

盤面中央に集結する可動告知。ショート・ロングなどの違いに注目。

カニ役物

盤面左下。カニばさみ保留の先読みで動作する役物。

クジラッキー

液晶右下から飛び出す。ティアラッキーボーナスの継続・ラウンド昇格に関与。

バブルリング

液晶中央の泡をテーマにした演出・ギミック。

中古実機では単に液晶が映るだけでなく、これら役物の動作・異音・引っかかりも確認する価値があります。

先読み・予告・リーチ――機種固有の法則を整理

表は横にスクロールできます。

予告/リーチ主な出現モード見どころ
魚群予告3モード共通代表的な大チャンス。信頼度は条件により変動
図柄前兆予告3モード共通同じ図柄が3つ停止するチャンス目とその連続に注目
カニばさみ保留予告ダイビング/バカンス赤保留などの色変化に注目
待機魚群予告ダイビングLEVEL3へ近づくほど大チャンス
ベルーガチャンスダイビング先読み連続演出
ミニキャラSUバカンスSTEP進行・ジャンプ動作で期待度変化
トビウオチャンスバカンスピンクのトビウオの連続予告
バナナボートリーチバカンスモード専用リーチ
デラックスチャンス全体共通タイミングによって一発告知を狙う演出

後年の別機種向けの演出名・数値は含めていません。「魚群予告の大チャンス」という性格を基本に、モード別の固有演出を識別することを重視しています。

プレミアム・隠しボタン・保留内のサイン

当時の専門攻略誌・データサイトでは、特定のボタン操作や大当り後の演出に、保留内で再度当たることを示唆する演出が掲載されています。

  • 金魚群・T-ARAロゴ:大当り終了画面に出る特殊演出。ST内の保留連を強く示唆するパターンとして記録。
  • 金保留:大当りラウンド中の特殊な保留表示。
  • ボタン硬化:リーチ中や特定のタイミングで押し込みが硬くなる触感演出。
  • T-ARAカットイン:偶数図柄から奇数図柄に昇格するタイミングのボタン操作に対応する隠し演出。
  • クジラッキー復活:昇格失敗に見える場面からの逆転演出が紹介されています。

隠し操作はあくまで表示演出を変えるもので、大当り抽選や振り分けを有利に変更する仕組みではありません。

シリーズ史――2012年「CRデラックス海物語」から2013年ASBへ

2012年に登場した「CRデラックス海物語」は、華やかなアクアリウム風の盤面と、デラックスフラッシュ、ランクアップ式ボーナスなどを取り入れたシリーズです。2013年2月の「with T-ARA」はその遊パチ版として、ST5回100%と専用コラボ演出を搭載しました。

2012年:CRデラックス海物語(HMB/MMCなどのミドル系)
2013年:CRAデラックス海物語with T-ARA(ASB・本機)
2014年:CRA海物語アクアwith吉木りさ(別タイアップ系の甘デジ)

ミドル系には「確変ループ」仕様もあり、本機の「ST5回」と同一視できません。T-ARAの映像・ボーナス演出は2013年版の独自資料として価値があります。

他の海物語と比べる――コラボ甘デジと復刻機

表は横にスクロールできます。

比較本機 ASBCRAアクア ASACRAスーパー海 SAE5CRスーパー海 M55X3
項目2013年 T-ARA(本機)2014年 アクアwith吉木りさ2017年 SAE52016年 M55X3
通常大当り確率約1/99.9約1/99.9約1/89.8約1/319.6
確変システムST5回・100%ST50回・100%ST5回・100%次回まで確変54%
主な時短/電サポST後20・45・95ST50回ST後20・45・95通常大当り後100回
特徴T-ARAとティアラッキーボーナス吉木りさとのタイアップ・アクア液晶白海復刻・15R有り2006年スーパー海のミドル復刻

アクアwith吉木りさ(ST50回)と、本機(ST5回+時短)はまったく異なる抽選設計です。また同じST5回のSAE5ともラウンド振り分けやコラボ演出が異なります。シリーズと型式の違いを照らし合わせながらご覧ください。

T-ARA版デラックス海物語の実機動画3本

海・ダイビング・バカンスの各モードやカニばさみ保留など、T-ARA版ならではの演出を後年撮影された実機動画で確認できます。

本機ASBの3モードを確認

2025年 実機ライブ|海・ダイビング・バカンス

2025年9月配信。公開元の説明に型式ASB、3モードを切り替える時刻が記載されており、後年の記録映像として有用です。 YouTubeで見る ↗

2013年機種の実機アーカイブ

2021年 実機ライブ|CRAデラックス海物語with T-ARA

2021年9月配信。動画説明で「CRAデラックス海物語ASB」と明記されています。 YouTubeで見る ↗

演出の保留変化を比較

2022年 実機ライブ|カニばさみ保留など

2022年12月配信。カニばさみ保留やダイビング/バカンスのモード転換を時刻付きで追える映像です。 YouTubeで見る ↗

再生可否や動画中の一部カットはYouTube側に依存します。2012年HMB/MMCの動画をASBの専用映像として誤掲載していません。

家庭用実機で確認したい本機固有のポイント

本機にはデラックスフラッシュ・カニばさみ・クジラッキーなど、可動部の多い2013年のデラックス盤面が使われています。資料として実機を保管・動作確認する際は、次の点が重要です。

デラックスフラッシュ

中央への動作・発光・復帰と、可動時の異音。

カニばさみ保留

左下役物の開閉と、保留変化の表示連動。

クジラッキーとタッチ操作

ティアラッキーボーナス昇格の操作・ギミック。

スピーカー・コラボ映像

大当り曲の音声、液晶の発色、映像の途切れ。

元ページの注意事項から継承:この枠は循環加工を行うと玉詰まりなどのエラーが起こりやすくなる場合があるとの記載がありました。機種固有の断定的な欠陥とはせず、中古個体の加工方法・配線・玉通路を確認するための観察ポイントとして扱います。

一般的な音量・置き場所は騒音対策や設置スペースを参照してください。ここでは販売条件ではなく、機種独自の構造に焦点を当てています。

参照資料・編集方針・姉妹サイト案内

型式・導入日・大当り確率・6種類の振り分けは、メーカー機種一覧と専門機種データベースを照合しました。演出内容は本機専用のゲーム紹介・当時の攻略資料、動画の公開元が明記する動画から整理しています。

  1. 三洋物産公式|2013年の機種アーカイブ――CRAデラックス海物語with T-ARAの存在と当時の表記。
  2. P-WORLD|CRAデラックス海物語withT-ARA――型式ASB・遊技フロー・3モード・8個保留。
  3. パチンコビスタ|ASBの基本スペック・6種振り分け――99.902/9.990・ST5回・時短の関係。
  4. パチ&スロ必勝本|2013年導入・基本スペック――16Rの構成と出玉の目安。
  5. 新台速報|2013年ASBの振り分け資料――2013年2月4日・6種類の比率。
  6. 海まにあ|デラックス海物語のモード別演出――魚群、カニばさみ、ラウンド中演出。
  7. パチ&スロ必勝本|デラックス海物語の予告演出――保留、泡、硬化ボタンなど。
  8. パーラー華ぱぱ|2025年のASB実機ライブ――3モードの再現映像・型式表示。
旧販売ページからの変更:旧サイトの商品価格・在庫・注文フォーム・送料無料・保証案内は恒久的な機種情報ではないため削除しました。これらの旧データは現在の販売条件を示すものではありません。今後のページの本来の公開先は /machine/sanyo84.html です。

運営:有限会社グローバルスタンダード/スリーピースドットネット。公開前に年代・型式を区別し、出典から確実に裏付けられる数値のみ掲載することを編集方針としています。