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P機の設定付とは?よくある質問と家庭用での注意点

「設定キー差込口はあるのに設定できない?」という疑問を解消。設定付の基礎と、未使用後に設定変更画面が出たときの対処を解説します。

P機の設定付(設定1〜6)の基礎と家庭用の注意点

設定付P機の基礎

よくある質問

Q1. 設定できないのに設定キー差込口があるのはなぜ?

設定付が流行した時期に製造された共通枠を流用しているためです。枠のデザインとして差込口が残っていても、機種によっては設定機能が無効になっています。

Q2. しばらく使っていないと設定変更画面が出る

設定付P機では長期間未使用のあとに電源投入すると設定確認/変更画面が出る場合があります。その際は設定変更を行ってから遊技を開始してください。

家庭用でのポイント

設定変更のやり方(対応機種向け・三洋物産の例)

※すべてのP機が設定変更に対応しているわけではありません。差込口が見えていても設定非対応の機種があります。本手順は設定機能を搭載する機種向けの一般例です。

メーカーによって電源の位置やRWMスイッチの場所が異なりますが、どのメーカーも手順に関しては同じになります。

手順

  1. 電源が切れていることを確認します。
    ドアキーをに回して枠を開けるよくある間違い:左に回して前面ガラスだけを開けてしまう)。
    なぜ枠を開ける?:ホール仕様では枠をビスで固定して台本体を保持します。設定作業では枠内・背面側のスイッチ/基板へアクセスする必要があるため、枠を開けて作業します。
  2. 同封の設定キーを鍵穴に差し込み、に回して有効化します。
  3. RWMスイッチ(機種により表記差あり)を押したまま電源を入れます。
    重要:この時点ではスイッチを離さないでください。
  4. しばらくすると設定変更モードが起動し、画面表示やアナウンスで案内されます。
    案内が出たらRWMスイッチから手を離し設定キーを左に回す(または抜去)します。
  5. 画面の指示に従い設定値(1〜6)を選択・確定します。
    入力方法は機種により異なり、ボタン操作/タッチモニタなどがあります。
  6. 作業後は一度電源OFF→枠を閉める→電源ONで設定反映を確認します。

写真解説(三洋物産の設定変更例)

枠を開いた状態(三洋物産の設定変更例)
▲ 枠を開いた状態(設定作業の前提となる開放手順)
設定キー差し込みと枠開放(三洋物産の設定変更例)
▲ 設定キー差し込みと枠開放の状態
RWMスイッチを押しながら電源投入(三洋物産の設定変更例)
▲ RWMスイッチを押し続けたまま電源ON

よくあるつまずき・注意点

関連リンク


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