パチンコの釘とは、 盤面に配置され、遊技球の進む方向・落下経路・跳ね方などを左右する金属製の部品です。
打ち出された玉は多数の釘に接触しながら盤面を落下し、 その経路によってヘソ・一般入賞口・アタッカーなどへ向かいます。
命釘・道釘・ジャンプ釘・寄り釘は、 それぞれ単独で回転率を決めるものではありません。
玉は複数の釘・盤面形状・ステージ等の影響を受けながら移動するため、 「この釘だけ見ればよい」というものではありません。
パチンコの釘とは?
SANKYO公式はパチンコの釘を、 盤面に打ち込まれている金属のピンで、玉の動きを左右するパーツ と説明しています。
パチンコ玉は発射後、 盤面上の釘に何度も接触しながら下へ移動します。
その途中で、 ヘソ方向へ向かう玉もあれば、 外側へ流れる玉、別の入賞口へ入る玉もあります。
命釘・道釘・ジャンプ釘・寄り釘は正式名称?
これらはパチンコ業界・攻略誌・ユーザー間などで長く使われてきた通称です。
機種の盤面設計によって釘の本数・配列・周辺部品が異なるため、 「寄り釘は必ずこの1本」「ジャンプ釘は全機種で同じ位置」といった 法令上の固定名称として扱うのは適切ではありません。
本ページでは、 一般的なデジパチの盤面で使われる位置関係と役割 を基準に説明します。
ヘソ入賞までの玉の流れで考える
4種類の釘は、 名前を個別に暗記するより 玉がヘソへ近づく順序で理解すると分かりやすくなります。
- 盤面を落下してきた玉が、寄り釘周辺でヘソ側へ向かうか外側へ流れるかに影響を受ける
- ヘソ方向へ向かった玉が、道釘の並びに沿ってヘソ付近へ進む
- 道釘の終端付近から、ジャンプ釘などへ接触してヘソ方向へ跳ねる
- 最後に命釘の間を通れば、ヘソ・スタートチャッカーへ入賞する
と考えると、寄り釘・道釘・ジャンプ釘・命釘の関係が理解しやすくなります。
命釘とは?
命釘(いのちくぎ)は、 一般にヘソ・スタートチャッカー直上にある左右2本の釘を指します。
「ヘソ釘」と呼ばれることもあります。
玉がこの2本の釘の間を通ると、 その下のヘソ・始動口へ入賞します。
そのため、 ヘソへの最終的な入口を形作る釘として非常に分かりやすい位置にあります。
命釘はヘソの入口付近にある左右2本の釘、 ヘソはその下にある始動口です。
なぜ「命釘」と呼ばれる?
ヘソ入賞の直前に位置し、 スタート回数に大きく関係する重要な釘であることから、 「命釘」という呼び方が広く定着しています。
ただし、 実際に玉が命釘まで到達するには、 その前段階の寄り・道・ジャンプ等の玉の流れも関係します。
道釘とは?
道釘(みちくぎ)は、 一般にヘソへ向かって連続して並ぶ釘列を指します。
SANKYO公式でも、 一般的にヘソまで連なる釘を「道」「道釘」と説明しています。
玉がこの釘列の上・間を移動しながら、 ヘソ手前まで進んでいくため 「道」と呼ばれています。
道釘は1本の釘ではない
「道釘」という名前から1本だけを指すように見えますが、 一般にはヘソ方向へ続く複数の釘の並びを指します。
機種によって釘列の長さ・角度・間隔は異なり、 盤面全体の設計で玉の流れが作られています。
ジャンプ釘とは?
ジャンプ釘は、 一般に道釘の終端からヘソ・命釘の手前付近にあり、 玉を跳ね上げてヘソ方向へ導く役割を持つ釘を指します。
「誘導釘」「ステップ釘」などと呼ばれる場合もあります。
道釘を通ってきた玉がジャンプ釘へ接触すると、 その反発によって命釘方向へ跳ねることがあります。
ジャンプ釘と命釘は別物
ジャンプ釘は玉をヘソ方向へ誘導する役割、 命釘は最終的に玉がヘソへ入る入口を作る役割です。
そのため、 位置は近くても役割は異なります。
寄り釘とは?
寄り釘(よりくぎ)は、 一般に盤面を落下してきた玉をヘソ方向へ寄せる、または外側へ分岐させる釘群 を指して使われます。
「寄り」と呼ばれる範囲は媒体・機種によって多少異なり、 1本だけの特定の釘を指すというより、 ヘソへ向かう玉の供給量に関わる周辺の釘群をまとめて呼ぶケースが多くあります。
「ヘソへ向かう玉を集める領域・釘群」という役割で理解するのが安全です。
寄り釘と道釘はどう違う?
寄り釘は、 盤面を流れてきた玉のうち どれだけヘソ側のルートへ向かわせるかに関係します。
道釘は、 そのヘソ側へ向かった玉を ヘソ手前まで運ぶ連続した釘列として理解できます。
命釘・道釘・ジャンプ釘・寄り釘の違い
| 名称 | 一般的な位置 | 主な役割 |
|---|---|---|
| 寄り釘 | 盤面左側など、ヘソへ向かうルートの上流側 | 落下してきた玉をヘソ側へ集める・外側へ分ける |
| 道釘 | ヘソへ向かって連続する釘列 | 玉がヘソ方向へ進む道筋を作る |
| ジャンプ釘 | 道釘終端・ヘソ手前付近 | 玉を跳ね上げ、命釘方向へ誘導する |
| 命釘 | ヘソ・スタートチャッカー直上 | 玉がヘソへ入賞する最終的な入口を作る |
という順番で玉の流れをイメージすると、4つの名称を体系的に覚えられます。
「ゲージ」と釘の関係
パチンコでは、 釘や入賞口・役物などを含む盤面全体の配置・玉の流れを 「ゲージ」という言葉で表すことがあります。
同じ命釘・道釘という名称でも、 機種ごとに盤面配置や釘列の形状は異なります。
つまり、 玉の動きは個々の釘だけではなく、 盤面全体のゲージ設計によって作られています。
実際の玉の動きは、ゲージ・打ち出し位置・役物・ステージ等の組み合わせで変わります。
釘とヘソ入賞の関係
デジパチでは、 ヘソ・始動口へ玉が入賞すると 特図抽選の契機になります。
そのため、 命釘だけでなく、 そこへ玉を運ぶ寄り釘・道釘・ジャンプ釘も、 ヘソへ到達する玉の流れに関係します。
- 寄り釘周辺でヘソ側へ向かう玉が生まれる
- 道釘を通ってヘソ手前へ進む
- ジャンプ釘等への接触で命釘方向へ向かう
- 命釘の間を通過する
- ヘソへ入賞し、特図抽選の契機となる
「ヘソが広ければ必ずよく回る」は正しい?
それだけでは判断できません。
命釘はヘソ入賞の最終入口なので重要ですが、 そもそも命釘付近まで玉が十分に到達しなければ、 入口だけを見ても盤面全体の玉の流れは分かりません。
寄り・道・ジャンプなどの状態、 ステージ経由の玉、 機種固有のゲージ、 打ち出し位置なども関係します。
釘の呼び方は機種によって変わる?
釘の役割は共通する部分がありますが、 盤面構造は機種ごとに異なります。
液晶・役物が大型化した機種、 ステージ構造が特殊な機種、 ヘソ周辺の釘配列が一般的な形と異なる機種もあります。
また「寄り釘」「鎧釘」「誘導釘」「ステップ釘」など、 同じ周辺を別の呼び方で説明する媒体もあります。
パチンコの釘で間違えやすいポイント
同じではありません。命釘はヘソ直上の左右2本、ヘソはその下の始動口です。
一般にはヘソへ向かって連続する複数の釘列を指します。
違います。ジャンプ釘は玉を跳ね上げる誘導側、命釘はヘソ入口側です。
一般にはヘソへ向かう玉の流れに関係する釘群を指すことが多くあります。
決まりません。そこまでの玉の流れや盤面全体のゲージも関係します。
業界で広く使われる通称で、媒体・機種によって呼び方や範囲に差があります。
釘は玉の物理的な流れに関係します。デジパチの大当り抽選そのものは始動口入賞後の内部抽選です。
違います。盤面・役物・ゲージ設計は機種ごとに異なります。
関連して覚えておきたい用語
まとめ
パチンコの釘は、 盤面上で遊技球の進路・落下・跳ね方を左右する部品です。
ヘソ入賞までの流れでは、 寄り釘・道釘・ジャンプ釘・命釘という呼び方がよく使われます。
寄り釘=ヘソ側へ玉を集める釘群。
道釘=ヘソまで玉を運ぶ釘列。
ジャンプ釘=ヘソ手前で玉を跳ね上げる誘導釘。
命釘=ヘソ直上の左右2本で、入賞直前の入口を作る釘。
ただし、 これらは単独で機能するのではなく、 盤面全体のゲージ・役物・ステージ等と組み合わさって玉の流れを作っています。
- SANKYOオンライン博物館「パチンコの『釘』とは何ですか?」 ― 釘を盤面に打ち込まれた金属のピンで、玉の動きを左右するパーツとするメーカー公式の基本説明を確認。
- SANKYOオンライン博物館「パチンコの『道』『道釘』とは何ですか?」 ― 一般にヘソまで連なる釘を「道」「道釘」と呼ぶメーカー公式の用語説明を確認。
- くいかじ無料版ブログ「パチンコの釘読みとは?」 ― 命釘・ジャンプ釘・寄り釘・道釘の一般的な位置関係と呼称を比較確認。
- パチトロ「パチンコの釘とは?」 ― 命釘、ジャンプ釘、寄り釘、道釘の役割・別称に関する別資料を照合。
- 「寄り釘をなるべく簡単に、早く見極める。」 ― 「寄り釘」という呼称が1本ではなく周辺の釘群・領域として使われる例を確認。
パチンコ用語をもっと知りたい方へ
ヘソ・ゲージ・入賞・特図・ステージ・ワープ・風車・回転率など、釘と一緒に理解したい用語をまとめています。
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