カウント(C)とは、大当り1ラウンドにおけるアタッカーへの規定入賞個数です。 「10C」なら、基本的にアタッカーへ10個入賞するとそのラウンドが終了します。 10Cは「10ラウンド」でも「賞球10個」でもありません。
R(ラウンド)=何ラウンド続くか
C(カウント)=1ラウンドで何個入賞するか
賞球=1個入賞したとき何個払い出されるか
この3つは別の数字です。
パチンコの「カウント(C)」とは?
パチンコのカウントとは、大当り1ラウンド中にアタッカーへ入賞する規定玉数を表すスペック項目です。 スペック表では「C」という略号で表されることが多く、「10C」「8C」などと記載されます。
カウント(C)=大当り1ラウンドにおけるアタッカーへの規定入賞個数。
10Cなら規定10個、8Cなら規定8個の入賞が、そのラウンド終了の基準になります。
メーカー公式の初心者向け解説でも「C=カウント」とされ、9Cならアタッカーへ9個入賞すると1ラウンドが終了する、と説明されています。
ただしラウンドは、規定個数への到達だけでなく所定時間の経過によって終了する場合もあります。 したがって「10Cだから、どのような状況でも必ず10個入る」という意味ではありません。
「10C」「8C」はどう読む?
読み方は非常に単純です。
「10カウント」。1ラウンドの規定入賞個数は10個。
「9カウント」。1ラウンドの規定入賞個数は9個。
「8カウント」。1ラウンドの規定入賞個数は8個。
カウント(C)とラウンド(R)は何が違う?
カウントとラウンドは、大当り出玉を理解するうえでセットで見る数字ですが、意味は異なります。
| 項目 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| ラウンド(R) | 大当り中に行われるラウンド数 | 10R=10ラウンド |
| カウント(C) | 1ラウンドの規定入賞個数 | 10C=規定10個 |
| 賞球 | 1個入賞した際の払い出し個数 | アタッカー賞球15個など |
- 意味
- 大当り中のラウンド数
- 例
- 10R=10ラウンド
- 意味
- 1Rの規定入賞個数
- 例
- 10C=規定10個
- 意味
- 1入賞あたりの払い出し
- 例
- 賞球15個など
つまり「10R・10C」は、単に「10が2つ並んでいる」のではなく、 10ラウンド × 各ラウンド規定10個という別々の情報を表しています。
カウントと「賞球」はどう関係する?
カウントは何個入賞するか、賞球は1個入賞すると何個払い出されるかを表します。
たとえばアタッカーが10C・賞球15個なら、規定カウント分だけで考えた1ラウンドの払い出しは、 「10個 × 15個=150個」です。
SANKYO公式も、カウントと賞球数を掛け合わせることで払い出し玉数を計算できると説明しています。
賞球15は「1入賞につき15個払い出し」の意味です。1ラウンドの払い出しを考えるにはカウント数も必要です。
ラウンド・カウント・賞球から出玉はどう計算する?
単純なスペック計算では、次のように考えると分かりやすくなります。
たとえば10R・10C・賞球15個なら、
これが、現行機種のスペック表で「10R・10C・賞球15」「払い出し1,500個」といった組み合わせを見かける理由です。
実際に手元へ残る玉数は、大当り中に打ち出した玉などがあるため同じではありません。 「払い出し出玉」と「実出玉」を混同しないことが重要です。
カウントと「オーバー入賞」はどう関係する?
ここはカウントを理解するうえで非常に重要です。
10Cだからといって、アタッカーへ物理的に11個目が絶対に入らないという意味ではありません。 規定カウント到達時に複数の玉がアタッカー付近へ向かっているなどの状況では、規定個数を超えて入賞することがあります。
このような規定カウントを超えた入賞を、一般にオーバー入賞と呼びます。
11個目まで入賞した=オーバー入賞。
「C」はアタッカーに物理的に入ることのできる絶対上限を意味する数字ではありません。
オーバー入賞については意味・成立の仕組みが別にあるため、 詳細は「オーバー入賞とは?」で解説しています。
1台の中でカウント数が違うこともある?
あります。
機種によっては複数のアタッカーを備え、それぞれでカウント数や賞球数が異なる場合があります。 そのため、スペック表に「10C」とだけ書かれるとは限りません。
たとえばSANKYO「eフィーバーうたわれるもの」では、 公式スペックに「右アタッカー10C・下アタッカー8C」と記載され、 賞球も下アタッカー12個・右アタッカー15個と分かれています。
| アタッカー | カウント | 賞球 | 規定カウント分の1R払い出し |
|---|---|---|---|
| 右アタッカー | 10C | 15個 | 150個 |
| 下アタッカー | 8C | 12個 | 96個 |
- カウント
- 10C
- 賞球
- 15個
- 1R
- 規定分150個
- カウント
- 8C
- 賞球
- 12個
- 1R
- 規定分96個
2026年の現行機種では「10C」はどう使われている?
2026年現在のメーカー公式スペックでも「C」の表記は普通に使われています。
たとえばSANKYO「eフィーバーもののがたり」は、 10Rまたは2R・10C・賞球1&5&15と公表され、 10R大当りの払い出しは1,500個です。 これは「10R × 10C × アタッカー賞球15個=1,500個」という関係と一致します。
一方で、前述の「eフィーバーうたわれるもの」のように、 同じ1台でも使用するアタッカーによって10Cと8Cを使い分ける例があります。
カウント数は機種やアタッカーによって異なります。スペック表を機種ごとに確認してください。
カウント(C)でよくある誤解
違います。10Cは1ラウンドの規定入賞個数。10ラウンドは10Rです。
違います。賞球は入賞1個あたりの払い出し個数で、カウントとは別項目です。
規定個数は10個ですが、ラウンドには時間による終了条件もあります。
違います。規定個数を超えて入賞するオーバー入賞が起こる場合があります。
カウントだけでは決まりません。ラウンド数とアタッカー賞球数も必要です。
違います。複数アタッカーでカウント数が異なる機種があります。
R=何ラウンドあるか
C=1ラウンドで何個入賞するか
賞球=1入賞で何個払い出すか
この3つを組み合わせると、大当りの払い出し構造が見えてきます。
関連して覚えておきたい用語
- SANKYOオンライン博物館「遊技機のスペック表に書いてある『9C』や『8C』とは何ですか?」 ― 「C=カウント」、1ラウンドにおける規定玉数という基本定義を確認。
- SANKYOオンライン博物館「初心者にもわかるスペックの見方~パチンコ篇①~」 ― ラウンドが規定カウント到達または時間経過で終了すること、カウントと賞球から払い出し玉数を考える方法を確認。
- SANKYOオンライン博物館「『賞球』とは何ですか?」 ― 賞球が入賞時に払い出される玉数であり、アタッカーを含む入賞口ごとに設定されることを確認。
- SANKYO「eフィーバーもののがたり」公式スペック ― 10R/2R・10C・賞球15個・10R時1,500個という現行機種での具体例を確認。
- SANKYO「eフィーバーうたわれるもの」公式スペック ― 右アタッカー10C/下アタッカー8C、各アタッカーで賞球数も異なる実例を確認。
パチンコ用語をもっと知りたい方へ
ラウンド・アタッカー・賞球・出玉・オーバー入賞など、スペック表を読むための基本用語もまとめています。
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