- 煙、焦げ臭い・薬品のような異臭、火花
- 電源プラグ、コード、トランス、コンセントの異常な熱
- プラグやコードの破損・変形・変色
- 液体がかかった、水濡れした
- ブレーカーが落ちる、強い異音が続く
安全にできる場合は本体の電源を切り、コードではなくプラグ本体を持ってコンセントから抜きます。再通電・分解をせず、周囲に燃えやすい物を置かないで購入先へ連絡してください。発火している場合は安全を確保し、119番通報を優先します。
中古機は経年劣化で部品が故障することもあります。一方、電源、接続、扉、玉、設定、移動後のずれなど、故障以外の原因もあります。利用者を責めるためではなく、触る場所を増やさず原因を絞ることが早い解決につながります。
原因を増やさないための最初の5ステップ
- 安全を確認する
発煙、異臭、発熱、破損、水濡れがあれば作業を中止します。 - 症状をそのまま記録する
電源を切る前に安全な距離から画面、ランプ、音を撮影します。 - いつからかを確認する
到着直後、使用中、移動後、掃除後、停電後などを整理します。 - 直前の変化を思い出す
台の移動、傾斜、付属品、設定、セル板やオプション変更の有無を確認します。 - 外から確認できる範囲だけを見る
説明書と購入先の案内にある操作だけを行い、内部電源や基板を触りません。
電源が入らない
安全に確認できる範囲
- 同じ壁コンセントが正常か、別の小型家電で確認する
- プラグ・コード・コンセントに破損や熱がないか外観確認する
- 販売時の説明書にある主電源スイッチの位置を確認する
- 外付けトランスや電源装置がある場合、案内どおり接続されているか外から見る
- 延長コードやタップを使っている場合、定格と緩みを確認する
- ヒューズを自己判断で交換する
- 24V・100Vの配線を試しにつなぐ
- トランスや電源基板を開ける
- 通電したままコネクタを抜き差しする
電源は入るが画面が映らない
音、ランプ、役物の動きがあるかで切り分けが変わります。画面だけ暗い場合と、台全体の立ち上がりが途中で止まる場合は同じではありません。
記録するポイント
- 電源投入直後から画面が真っ暗か
- バックライトが薄く光っているか
- 音や役物は動くか
- 一瞬映って消えるか
- 移動・衝撃・セル板取付の直後か
ハンドルを回しても玉が飛ばない
打ち出し不良は、必ずしも発射装置そのものの故障とは限りません。
- 玉が所定の位置に入っているか
- 前面扉や枠が正しく閉まっているか
- ハンドル操作時に打ち出し音がするか
- 購入時に案内された外付け接続が外れていないか
- 台を移動・傾斜変更した直後ではないか
エラー番号・警告表示が出る
エラー名を自分の言葉に置き換えず、画面に出ている文字・数字をそのまま記録します。
- 画面全体とエラー部分の写真
- エラー番号・文字列
- 電源投入直後か、遊技中か
- 何の操作をした直後か
- 音声案内や点滅しているランプ
音が出ない・役物が動かない・異音がする
切り分ける質問
- すべての音が出ないか、一部の音だけか
- 本体の音量設定は何段階か
- 購入時の音量加工や外付け部品があるか
- 役物はまったく動かないか、途中で止まるか
- 異音は常時か、特定演出だけか
役物やモーターは経年変化で音が大きくなる場合がありますが、焦げ臭さ、発熱、擦れる強い音を伴う場合は使用を中止します。
循環不良・玉詰まり・玉が戻らない
家庭用循環加工の仕組みは販売店や機種で異なります。台の水平、玉の量、異物、受け皿や通路の位置が関係する場合があります。
- 台が安定し、大きく傾いていないか
- 指定された量・種類の玉を使っているか
- 外から見える範囲に異物やこぼれ玉がないか
- どの場所で玉が止まるか
- 毎回か、特定の入賞・大当たり時だけか
到着直後と、しばらく使用後では確認が違う
「何もしていない」状態でも、電子部品や機械部品の経年劣化で故障することはあります。同時に、本人には関係ないと思える移動や停電などが手掛かりになる場合もあります。原因を決めつけず、事実を時系列で伝えるのが最も有効です。
問い合わせ時に伝える情報
- 注文情報
- 注文番号、購入者名、購入日
- 商品
- 機種名、枠名、購入した仕様・オプション
- 発生時期
- 到着直後か、使用開始から何日・何か月後か
- 症状
- 何が正常で、何が動かないか
- 表示
- エラー番号、文字、ランプ、音
- 直前の状況
- 移動、停電、清掃、取付、設定、傾斜変更など
- 変更点
- セル板、部品、配線、他社オプションの有無
- 記録
- 写真・動画と撮影日時
そのまま使える連絡文
役に立つ写真・動画の撮り方
保証・点検・送料を確認する
負担は、購入先の保証期間と規定、発生時期、原因、商品の変更状態などで異なります。
- 返送前に保証対象か確認する
- 往路・復路の送料負担を確認する
- 点検料・見積料・修理上限を確認する
- 異常なしの場合の費用を確認する
- 梱包方法と運送会社を確認する
- 他社部品や改造がある場合は事前に申告する
自己判断で先に発送すると、受付できない、適切に梱包できない、送料条件が変わる場合があります。必ず購入先の返送案内を受けてから発送します。
自分で行わない方がよい作業
- 通電中の内部確認や配線の抜き差し
- 電源基板・トランス・保護カバーの分解
- 24V・100V配線の自己判断による接続
- 異なる容量のヒューズへの交換
- 基板や端子への接点復活剤・潤滑剤の使用
- 盤面を叩く、配線を引っ張る、工具で玉を押す
- 意味を確認せずラムクリア・設定変更を行う
よくある質問
急に動かなくなったら最初に何をしますか?
発煙、異臭、発熱、火花、水濡れ、プラグ・コードの破損がないか確認します。異常があれば使用を中止し、再通電せず購入先へ連絡してください。
何も触っていなくても故障することはありますか?
あります。経年劣化や部品故障が起きる場合があります。一方、移動や接続の緩みなどが関係することもあるため、発生前後の状況を整理します。
電源が入らないときに何を確認できますか?
危険な兆候がなければ、壁コンセント、外から見えるプラグ・コード、案内された主電源、外付け機器の接続を確認します。内部電源は開けません。
玉が飛ばない場合は故障ですか?
必ずしも故障とは限りません。玉、扉、ハンドル、案内された外部接続を確認し、内部配線には触れないでください。
エラーが表示されたらどうしますか?
エラー番号と画面全体を撮影し、発生した操作と直前の変更を記録します。意味が分からないまま初期化や配線変更をしないでください。
写真や動画は何を撮りますか?
機種全体、症状が出る瞬間、エラー表示、電源投入時のランプや音、外から確認できる接続状態を撮ります。
点検の送料や修理費は誰が負担しますか?
保証期間、症状、原因、販売条件で異なります。返送前に保証対象、見積り、往復送料の条件をご確認ください。
自分で配線や部品を交換してもよいですか?
購入先から具体的な案内がない状態で、電源部、内部配線、基板、保護カバーを触らないでください。
※安全に関する一般的な確認です。家庭用加工の仕様や修理方法は購入先の案内を優先してください。
あわせて確認したいページ
早く直すために、まず正確に記録
安全を確保し、症状・発生時期・直前の変化・写真や動画を整理してください。推測よりも、見たままの事実が原因特定に役立ちます。
※個別の分解・修理手順を案内するものではありません。製品の状態、加工内容、保証条件により対応は異なります。危険な兆候がある場合は使用を中止してください。