中古パチンコ相場を徹底解説|価格の目安と高騰の理由【2025年版】
価格は「シリーズ人気」だけでは語れません。配送費の高騰や付属パーツの有無など、近年の実情を踏まえてポイントを整理します。
【購入前に確認!最終的なお支払い総額の仕組み】中古パチンコ台の最終価格は、 本体価格 + 必須の加工費 + 送料 + 消費税 の総額で決定します。サイトに掲載されている価格は「本体価格のみ」の場合があるため、必ず総額で検討しましょう。
中古パチンコ相場の目安
- 激安機(2〜3万円台):古い機種や羽根物など。特に液晶が付いていないタイプは安くなる傾向があります。※ただし台によってはプレミアムが付く例外もあり、一概には言えません。
- 中価格帯(4〜8万円台):流通量が多い定番機種が中心。家庭用として選ばれる事も多く、もっとも売れ筋のレンジです。
- 高価格帯(10万円以上):人気シリーズの最新機や稼働年数が浅いものは高値を維持しやすいレンジです。
価格が高止まりする理由
出荷台数が少ない
出荷台数が少ないと市場に流通する台数も少なく、中古の供給が絞られるため価格が下がりにくくなります。特にミドルタイプに比べて甘デジタイプは出荷数が少なめで、この傾向が顕著です。
ホールの稼働・人気
ホールで人気が出て高稼働を維持している機種は、中古でも需要が高くプレミアム価格になりやすいです。近年では1台100万円超の価格が付く機種も登場しました。
もっとも高騰するパターン
「出荷台数がそこまで多くない」×「ホール導入後に高評価で長期稼働」を満たす機種が最も高騰します。例:P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.
逆に、出荷台数が多く人気が伸びなかった機種はホールから早期に外れ、中古市場に多く流れ込むため相場は下がりやすくなります。
価格に影響するその他の要因
- 人気シリーズの影響:エヴァ・海物語・リゼロなどは需要が強く相場が落ちにくい傾向があります。
- 改造有無は値段に直結しない:循環加工や家庭用電源加工は標準化が進んでおり、相場差は小さいです。
- スマパチの特性:スマパチは循環加工ではないものの、構造的に球が循環する仕組み。とはいえ安価な中古スマパチも一部に存在します。
最新データのハイライト(2024〜2025年)
- 中古相場は人気機の再販・増産や入替サイクルの影響で上下。直近では一部機種が100万円超まで高騰した事例もあります(再販で調整する動きもあり)。
- 配送コストは2025年10月の運賃改定などで上昇傾向。サイズが大きい・2個口(本体+トップユニット等)になると総額に影響します。
- 機種別の価格推移は、最新の中古相場まとめサイトや週間レポートを参照すると確実です(下部「参考・出典」)。
※ 相場は日々変動します。最新の在庫・価格はお問い合わせください。
配送費の高騰とトップユニットの影響
近年は運送コストの上昇が顕著で、中古相場にも直結しています。特に「トップユニット」という本体に付属する大型パーツがある場合、2個口での配送となり運賃が上がるケースがあります。
購入前のチェックリスト(総額で比較を)
販売店の表示価格は見た目が安くても、次の費用が別になっている場合があります。必ず「総額」で比較しましょう。
- 加工費は無料ですか?(循環加工・電源加工 など)
- 送料は込みですか?
- 税込み価格ですか?
当店では、加工費+送料+税込みのすべてを含めた分かりやすい価格設定を徹底しています。
相場や在庫についてご不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。
この記事の監修
野口 智行(有限会社グローバルスタンダード 代表)
- 2003年創業(創業22年超)
- 累計販売台数5,000台以上の家庭用パチンコ販売実績
規制や中古相場、設置環境に応じて、最適な一台選びをサポートします。